予約困難と言われる恵比寿のフレンチレストラン「AU GAMIN DE TOKIO」の菓子販売専門ブティック

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新宿駅に誕生した商業施設「NEWoMan(ニュウマン)」エキナカエリアには、ここでしか買えない名店のスイーツがある。予約困難と言われる恵比寿のフレンチレストラン「AU GAMIN DE TOKIO(オー・ギャマン・ド・トキオ)」は、新たに菓子販売専門のブティックを展開している。お菓子となったスペシャリテは、看板商品の「とうもろこしのムースサンド」(4個入り/税抜1300円、6個入り税抜1800円)について、広報担当の高山妙子さんに話を伺った。

【写真一覧】看板商品「とうもろこしのムースサンド」

「来店されたお客様98%の方がオーダーするの人気料理『とうもろこしのムース』をお菓子として提案しています」と高山さん。人気の「とうもろこしのムースサンド」は、とうもろこしの程よい甘さのムースを、砕いたコーンフレークを生地に織り交ぜ、ほのかな塩気のクッキーにサンドしたお菓子だ。

この商品は、レストランで提供しているスペシャリテの味を再現するため、何度も試行錯誤したそうだ。「ムースには濃厚なマスカルポーネをふんだんに使用し、レストランならではの味を再現しました。クッキーのポイントは、コーンフレークを砕いて生地の中に織り込み食感・風味を豊かにしたことです。」と高山さん。ムースを包み込む、コーンフレーク入りのクッキー生地にもこだわりを感じる。香ばしいクッキー生地は、ムースの味わいをより引き立ててくれる存在だ。

また、冷凍の状態で販売されており、冷凍でも解凍しても食べられる二つの顔を持っているのも特徴的。冷凍では、濃厚なとうもろこしムースがアイスのようになり、アイスサンドとして楽しめる。解凍すると、サクッとしたクッキーとふわふわの甘いムースが溶け合う、絶妙なバランスのお菓子へと変化する。とうもろこしの甘さと生地の塩気の相性が良く、お菓子というより料理のようだ。上品かつ大人な味わいで、お酒にも合う一品となっている。

木下威征シェフが手がける「オー・ギャマン・ド・トキオ」は、恵比寿をはじめ、5つの繁盛店が都内に展開。枠にとらわれることなく、常に周囲を驚かせる独創的な発想の心温まる料理とおもてなしで、多くの美食家達を虜にしてきた。そんな木下シェフが手がけるお菓子がエキナカで買えるのは、驚きである。「とうもろこしのムースサンド」は、手土産にもちょっとしたプレゼントにも最適の名品であった。【ウォーカープラス編集部/しおグル】