フィリピンの首都マニラで行った三者会談で写真撮影に臨む、(左から)米国のレックス・ティラーソン国務長官、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と河野太郎外相(2017年8月7日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米国のレックス・ティラーソン(Rex Tillerson)国務長官は7日、北朝鮮との対話を早期に再開する可能性はないとの見解を示した。

 フィリピンの首都マニラ(Manila)で開かれた安全保障に関するフォーラムに出席したティラーソン長官は報道陣に対し「対話する用意があるという姿勢を北朝鮮が示す最も良いシグナルは、ミサイル発射を止めることだ」と述べ、米政府は北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)計画を中止した場合にのみ、対話について検討すると語った。

 だが、同長官の発言は、米政府が国際的に孤立している北朝鮮政権とある時点で話し合う場を設け、戦争の脅威が増大することを回避するというシナリオを捨てていないとの捉え方もできる。

 一方で北朝鮮は7日、自国に対する国連(UN)の最新の制裁決議を非難し、米国による脅威にさらされているうちは核兵器交渉に応じないと反発した。

 北朝鮮政府は朝鮮中央通信(KCNA)を通じて声明を発表し、国連安全保障理事会(UN Security Council)が5日に採択した制裁決議は「わが国の主権に対する重大な侵犯」だと非難した。さらに、米国の脅威に直面している間、「わが国は自衛のための核抑止力を交渉のテーブルに乗せるつもりはない」「核の力の強化から、一歩も後退するつもりはない」と述べた。
【翻訳編集】AFPBB News