プレミアの難しさを語るカンテ、新シーズンに向けて「準備できている」

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 チェルシーに所属フランス代表MFエンゴロ・カンテは、新シーズンが難しいものになると感じている。イギリス紙『メトロ』が6日付で報じた。

 6日に行われたコミュニティシールドでアーセナルにPK戦の末敗れたチェルシー。プレミアリーグを競うライバルであるマンチェスター・Cは、今夏に2億ポンド(約289億円)を移籍市場に投下した。アーセナルもクラブ史上最高金額でフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットを獲得している。

 チェルシーも1億5000万ポンド(約217億円)を使いスペイン代表FWアルバロ・モラタや、フランス代表MFティエムエ・バカヨコ、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーを獲得した。しかしながら、アントニオ・コンテ監督はあと1、2人の新戦力獲得を希望している。

 新戦力については語らなかったが、「今シーズンのプレミアリーグはタフになるだろう。どのチームも強力になっているんだ。来週にはもうシーズンが始まる。僕たちは準備できているよ」と述べたカンテ。難しいシーズンになることを予測した。

 コミュニティシールドの感想を聞かれたカンテは「僕たちはよくプレーしたと思う。先制点を決めた時は勝利に近づいたんだけどね。(スペイン代表FW)ペドロが退場して、アーセナルに同点ゴールを決められてからは難しくなってしまった。最終的にアーセナルが勝ったけど、どちらが勝ってもおかしくないと思っている」と言及した。

 12日に行われるプレミアリーグ開幕戦では、バーンリーをホームに迎えるチェルシー。昨シーズンの覇者は連覇を飾ることができるだろうか。