酒井宏所属のマルセイユがインテルFWに熱視線 移籍成立に近づくと伊メディア報道

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ガルシア監督がヨベティッチ獲得を要望、要求額17億円を準備か

 日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユは、現地時間6日のリーグ開幕戦ディジョン戦に3-0と勝利。

 酒井もフル出場したが、さらなる補強を計画しているという。フランス紙「レキップ」などが報じている。

 同紙によると、前線の補強が必要と考えているルディ・ガルシア監督は、昨季セビージャでプレーしたインテルのモンテネグロ代表FWステヴァン・ヨベティッチの獲得をリクエストしているという。昨季は1年間の期限付き移籍でスペインに渡ったが、新シーズンに向けてはインテルに戻っている。しかし、不確かな立場にあるテクニシャンを、マルセイユは補強候補にしているとした。

 また、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、インテルが求めている移籍金が1300万ユーロ(約17億円)ほどであり、マルセイユの条件提示もそれに近いものであるとしている。交渉成立への障害は大きくなく、移籍の可能性が高まっているとした。

 ガルシア監督は来週末のリーグ第2節ナント戦までに交渉をまとめたい意向だという。中盤にフランス代表MFディミトリ・パイェが君臨するマルセイユは、UEFAヨーロッパリーグもプレーオフに進出している。今季は過密日程が見込まれる酒井らレギュラー選手たちにとっても、前線の核としてヨベティッチが加入すれば大きな力になりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images