欧州の人気観光都市で高まる住民の反発、対策求める抗議デモも

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[バルセロナ/ローマ/サラエボ 4日 ロイター] - 世界的に夏の旅行シーズンが本格化しているが、欧州南部の主要な観光都市では、観光客の集まりすぎが地元の人々の暮らしに大きな負担となり、住民から反発の声が上がっている。

ベネチアでは、増え続ける観光客への対策を求める市民による抗議デモが複数回起きている。地元の人々の暮らしに大きな負担となっている

クロアチアの港町ドゥブロブニクには毎日、5000人以上ものクルーズ船の乗客が訪れるが、寄港する船の数を制限する計画だ。

ローマは「トレビの泉」といった名所への観光客の数を制限することを検討している。道路が大混乱となるガウディの建築物があるスペインのバルセロナでは、新たな観光税の導入を決めた。

だが住民らはさらなる観光客の流入規制を求めている。観光客をひきつけるその都市ならではの魅力が、観光客の急増で失われつつある。そうした危機感を、住民たちは募らせているようだ。