ドイツ・スーパーカップ、ボルシア・ドルトムント対バイエルン・ミュンヘン。ボルシア・ドルトムントのルカシュ・ピズチェク(奥)とボールを競るバイエルン・ミュンヘンのフランク・リベリ(2017年8月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)とバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が対戦した5日のドイツ・スーパーカップ(DFL Super Cup 2017)で、ドイツ国内では初めて本格的に採用されたビデオ判定が、トラブルのため正常に機能していなかったことがわかった。それでも関係者は、勝敗には影響しなかったと強調している。

 試合は両チーム2-2で迎えたPK戦をバイエルンが5-4で制したが、ドイツサッカー連盟(DFB)とドイツサッカーリーグ機構(DFL)が共同声明を出し、いまだ実験段階にあるビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のシステムに故障が生じていたと明かしたことで、新技術に対する議論が起こっている。

 問題となったのは、前半18分にロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が決めたバイエルンの同点の場面で、主審は得点をアシストしたジョシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)がオフサイドだったかをVARで確認しようとしていた。

 しかし声明によると、「VARが通常オフサイドの判定の参考にする測定ラインが、技術的な問題で前半は確認できなかった。そのため主審はVARなしで判定しなければならなかった」という。

 共同声明では、その後に映像で確認したところ、判定に間違いはなく、VARが使えていたとしても結果は変わらなかったと述べられている。

 VARは6月にロシアで行われたコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2017)で、フル代表の国際大会では初めて採用された。さまざまな面で成功を収め、いくつもの誤審が修正されるなどの成果が挙がった一方で、判定に時間がかかる、サポーターが混乱するといった批判も根強く残っている。
【翻訳編集】AFPBB News