香港のビクトリアハーバーの沿岸に打ち上げられた、固まったパーム油。サウス・チャイナ・モーニング・ポスト提供(2017年8月6日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(写真追加)香港(Hong Kong)で6日、中国の海域で発生した船舶衝突事故によりパーム油が流出したことを受け、10か所のビーチが閉鎖された。

 複数の写真には、発泡スチレンのような塊が岸に打ち上げられている様子が捉えられている。また観光客が集まる漁村では、海水が油やごみに覆われている。

 パーム油の流出は、中国南部珠江(Pearl River)の河口付近で3日に起きた船舶2隻の衝突事故により発生。海洋当局もこれを確認している。

 香港は200を超える島々を擁し、その多くに人気のビーチがあるが、海岸に悪影響を及ぼす汚染やごみに対する懸念が高まっている。

 香港の英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(South China Morning Post)は、米環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society)」のゲーリー・ストークス(Gary Stokes)氏の話として、香港では船舶からの油の流出は比較的よくあるが、食用パーム油は海水中の有害物質を吸収すると危険な影響を及ぼす恐れがあると指摘している。
【翻訳編集】AFPBB News