第16回世界陸上ロンドン大会、女子100メートル決勝。優勝を喜ぶトーリ・ボウイ(2017年8月6日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】第16回世界陸上ロンドン大会(16th IAAF World Championships in Athletics London)は6日、女子100メートルの決勝が行われ、トーリ・ボウイ(Tori Bowie、米国)が優勝を飾った。

 ボウイが昨年のリオデジャネイロ五輪で獲得した銀メダルを上回る結果を出す中、同五輪金メダリストのエレーン・トンプソン(Elaine Thompson、ジャマイカ)は5位に終わった。

 26歳のボウイは、トップに立っていたマリージョゼ・タルー(Marie-Josee Ta Lou、コートジボワール)をフィニッシュラインで体を投げ出しながら最後にかわした。フィニッシュしたボウイがトラックに倒れる中、当初はタルーが喜びをあらわにしたが、結果はそうならなかった。

 リオ五輪の200メートルで銅メダルを手にしているボウイは「自分が勝ったとは思いませんでした。分かっていたことは、最後にすべてをかけることになるということでした」と振り返った。

 またボウイは、痛みを感じるようなダイブはやめるべきだと思うと続けた。

「あのダイブで最高の気分というわけではありません。でも、あれが過去の選手権でも私を救ってくれたんです。フィニッシュするまで諦めたことはありません」

「タルーがかなり速かったですが、彼女はいつもそうなので、気にせずに自分のレースを続けました。切り傷がいくつかありますが、ここからは200メートルに集中していきます」

 10秒85のボウイ、10秒86のタルーに続き、10秒96でダフネ・シパーズ(Dafne Schippers、オランダ)が3位に入ったが、大本命のトンプソンは10秒98で5位に沈んだ。トンプソンは良いスタートを切ったが中盤で脚を使い切り、今季常にみせていたような最後の追い上げを披露することができなかった。
【翻訳編集】AFPBB News