フランス首都パリのエッフェル塔前で警備に当たる仏軍兵士ら(2015年1月8日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランス・パリ(Paris)の観光名所エッフェル塔(Eiffel Tower)で5日夜、観光客や治安部隊の面前で刃物を振り回し逮捕された男が、兵士を殺害したかったと供述したと、捜査に近い筋が6日、AFPに明らかにした。

 18歳で精神疾患歴があるこの容疑者は、エッフェル塔の警護を突破し「アラーアクバル(アラビア語で神は偉大なりの意)」と叫んだとして、その場で逮捕された。

 匿名を条件に取材に応じた治安筋の話では、エッフェル塔に常駐している武装兵らが男を取り囲み武器を捨てるよう命じると、男は誰一人攻撃することなくその命令に従ったという。

 また別の筋がAFPに語ったところによると、容疑者は「兵士1人の攻撃」を企図し、「イスラム過激派組織『イスラム国(IS)』のメンバーと接触してその人物から行動を起こすよう促された」と明かしたという。

 2015年11月以降、非常事態宣言が出されたままとなっているフランスでは、治安部隊に対する攻撃が後を絶たず、特に有名な観光地の警備担当者らが何度も標的になっている。
【翻訳編集】AFPBB News