ブリヂストン招待最終日(6日、米オハイオ州アクロン、ファイアストーンGC=7400ヤード、パー70)首位に2打差の4位から出た世界ランキング3位の松山英樹(25)=LEXUS=は1イーグル、7バーディー、ボギーなしのコースレコードタイとなる61で回り、通算16アンダーで米ツアー5勝目を挙げた。昨年10月の「HSBCチャンピオンズ」以来の世界選手権シリーズ2勝目。世界ランク上位選手がそろった大会で2位のザック・ジョンソン(米国)に5打差をつける圧倒的な勝利だった。

 最終18番(パー4)、松山は2メートルのバーディーパットを沈めると、右のこぶしを強くにぎった。ビッグタイトルをゲット。NHKのインタビューには「スタートする前はパープレー回れたら最高だな、という状況でしたけど、1番をうまくしのげて、2番でイーグルを取れて波に乗ってやれたという感じです。大きなミスもなくよかったなと思います」と笑みを浮かべた。

 猛チャージだった。圧巻は2番(パー5)。松山はピンまで17メートルのアプローチをカップに沈め、チップインイーグル。首位に並んだ。その後は3番(パー4)、6番(パー4)、9番(パー4)でもバーディー。前半をボギーなしの30で折り返した。

 単独首位で迎えたバックナインは13番(パー4)で3.5メートルのバーディーパットを沈めた。16番(パー5)でも第3打をピンそばに寄せ、バーディー。17番(パー4)、18番(パー4)と3連続バーディーで締め、後半も31で回った。

 ショットに切れ味と正確性が増した。次週に今季メジャー最終戦「全米プロ」を控える。松山はここまで不調を自認していたが、最後のメジャー前哨戦で大きな1勝を手にした。

 日本勢では小平智(27)=Admiral=は70で回り、通算5オーバーで47位。谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=も70で回り、同6オーバーで50位だった。

ブリヂストン招待

 四大メジャー大会に次ぐ規模を誇る世界選手権シリーズの一つ。例年8月に米オハイオ州アクロン・ファイアストーンCCで行われ、今年で19回目の開催。4日間大会だが予選落ちはなし。出場権は当年度の世界ランキング50位以内に入った選手、指定されたトーナメントの優勝者、日本ツアーでは、前年「ブリヂストンオープン」優勝者、当年の「日本ツアー選手権森ビル杯」優勝者などに与えられる。昨年の覇者はD・ジョンソン(米国)。