昇格組として迎えるハノーファー96にとって、土曜日に行われたバーンレイとのテストマッチは最後の腕試しの場となるはずだったのだが、しかしそれはわずか45分間で終わりを迎えた。

ハノーファーのファンがホームの席へと侵入したことにより、「警察の判断」で試合が中止となったことをクラブ側が発表している。

バーンレイのシーン・ダイチェ監督は「試合も大切だが、人々の安全確保も重要なことなんだ」とコメント、また地元警察は「十分な数を揃えて臨んでいたにも関わらず、あまりにもひどいことが起こった」と説明した。

とくにどのようなことが起こっていたかについては詳しく明かされていないものの、ビデオではハノーファーのファンが相手のホームのファンの観客席へ侵入していく様が映し出されており、またガーディアンは観客席を取り外して投げつけていたことを伝えている。


なお11週間前に行われたザントハウゼンとのテストマッチでも、ハノーファーのファンはスタジアムを損壊させる騒ぎを起こしており、そのためその後に行われたトウェンテとのテストマッチでは警察が危険なファンが近づかないよう配慮、しかし10日前のカイセリスポルとのテストマッチでは酷いジェスチャーや言葉が相手ファンに浴びせられていた。

昨シーズンも罰金をなんども支払う結果となったハノーファーではあるが、しかし今季はまだ開幕していないにもかからず、今回の件で早くも罰金を命じられることになる可能性がある。ドイツにいたキント会長は現地にいたマネージャーのヘルト氏と連絡をとっており、またkickerが得た情報によればスタジアムの責任者と両チームのファン担当者が情報を集めており、その結果、前半終了間際に、300人訪れていたハノーファーのファンのうち45人が「制御不可」な状況となり警察が介入。それでも抑えがきかなかったことが明らかとなった模様。

日曜日には予定通りファン感謝イベントを行なっているハノーファーだが、今回のことを受けて「最後のテストマッチだったにも関わらず、中止となってしまいました。警察からの通達があったためです」と説明し、「暴力行為を行う人々のことは理解できません。公式戦にむけた最後のテストマッチだったにも関わらず、それを壊されてしまいました。我々としては法的手段を模索し、実行犯を可能な限り見つけ出し、今後締め出すよう努めていく」考えを示している。

なお試合はベン・ミーのゴールで1-0という結果だった。