飼い主の服を噛む犬の気持ちは?

「歯がかゆい」

まだ子犬の場合は、歯の生え変わり時期に飼い主の服を噛む行為をしつこく行うことがあります。
これは歯の生え変わりにともなって口の中がムズムズする違和感が原因です。服に限らずいろいろなものを噛み噛みする時期でしょう。

「構って!」「遊んで!」

飼い主に構って欲しい時や遊んで欲しい時に、飼い主の服を噛む犬がいます。
ソファでくつろぐ飼い主の袖を噛んでひっぱったり、家事をする飼い主のズボンの裾を噛んで、「私に構ってよ!」とアピールしています。

「楽しい!」

服をひっぱったりして飼い主さんがやめさせようとする一連の動作が、愛犬にとっては遊びになってしまっています。飼い主さんが「やめなさい!」と怒りながらと犬を引き離そうとするその行為も楽しい遊びになってしまっています。

衣服を噛んではいけないと教える

飼い主の衣服を噛むことを許容していると、噛み癖のある犬になってしまう恐れがあります。噛み癖がエスカレートすると、飼い主だけでなく、他の人や犬にまで迷惑をかけてしまう恐れがあります。
くれぐれも見過ごさずに、適切に対応していきましょう。

歯がかゆい子犬には

飼い主の服を噛んではいけないと教えないといけません。
飼い主の服を噛み始めたら、「NO」や「いけない」「ダメ」などの言葉を伝え、服からはがして背を向けるようにしましょう。いつもより低い声でゆっくりと犬の目を見ながら伝えてください。
その代り、ムズムズする歯のために別の噛むおもちゃを与えて下さい。

構って欲しいアピールの犬には

犬が「構ってよ!遊んでよ!」と飼い主の衣服を噛んだり引っ張ったりしだしても「はいはい」と適当に撫でてしまったり、要求を飲んで遊んであげてしまってはいけません。
さっと犬を服からはがし、毅然とした態度で「NO」「ダメ」と伝えてください。そしてその直後はできるだけ構わないようにしましょう。
服を噛んでもいいことはない、むしろ逆効果だということを犬にわかってもらわないといけません。
しかし、別の時に愛犬が飼い主とコミュニケーションを取りたがっている欲求はきちんと叶えてあげてくださいね。

楽しい遊びだと思っている犬には

服を噛んで飼い主が犬を引き離そうとしている一連の行為が楽しい遊びになってしまっているため、この場合は少々厄介なパターンだといえそうです。
決してヒートアップして怒ったりしないよう、冷静に犬を引き離し、興奮した犬を落ち着ける必要があります。
犬を引き離せないようだったら、天罰方式で犬が驚くような音を立て、犬の注意がそれた隙に引き離すと良いでしょう。
その後は無視をするのがいちばん良いのですが、興奮が覚め止まずまた服にじゃれてくるようだったら、別室など離れたところにいれるのも手です。飼い主の衣服に噛み付くとおもしろくないことになってしまう、服を噛んでも遊んでくれないという状況をわかってもらわないといけません。

まとめ

子犬の頃は、どのご家庭でも衣類や靴、家具などを噛まれてげんなり、ということがあるのではないでしょうか。
いつしかそのような心配がなくなるものですが、子犬の頃にこの噛み噛み行為を黙認していると、成長とともに噛み癖がエスカレートしてしまうそうです。
成犬になってからのしつけは根気のいる大変なものですので、出来るだけ柔軟で呑み込みの早い子犬期にしっかりとしつけたいですね。
疲れているからと見過ごさす、その都度きちんと対応していくことが愛犬が混乱せず問題行動解決への早道といえそうです。