自分そのものを整理する

写真拡大

シンプルな生活、モノのない暮らし、無駄のない暮らしは誰もが憧れるものです。断捨離という言葉も一昔には流行りましたね。しかしながら、ただやみくもに整理をしてしまっては、自分を見失ってしまうこともあります。そこにはある法則が求められるといえるでしょう。

自分を整理してみる

山崎まどかによる『「自分」整理術 好きなものを100に絞ってみる』(講談社)は、そんな生活の整え方に関するエッセイです。著者はエッセイストとして、音楽や本、映画、アートといったカルチャー方面はもちろん、ファッションなどにも精通する人物です。この世の中には膨大な情報があふれており、作品も存在します。もちろんすべてをチェックすることなど不可能な時代になっているといえるでしょう。そうした時代にこそ求められるものがセレクトのセンスであるといえます。

分類もする

本書では著者が本当に選んだ100のアイテムが紹介されています。さらに、それを5つの項目に分類しています。ずっと好きなものは、もちろんあるとして、新しく好きになったもの、さらにキラキラしたもの、あこがれをふくんだものといったアイテムもあります。さらに、もうひとつ忘れてはいけないものが定番のものです。これは流行と言い換えてもいいでしょう。そんな流行りものに手を出すのはなんだか気が引けると思っても、それがあるのとないのとでは、アイテムの総体の新鮮度も異なってきます。バランス感覚にすぐれた気づきの多い本であるといえるでしょう。