フィリピン議会で演説するロドリゴ・ドゥテルテ大統領(2017年7月24日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は3日夜、すべての国立大学の授業料などを無償化する法案に署名した。大統領府が4日発表した。

 国立の単科大学と総合大学に通うすべての学生が授業料などの支払いを免除されることになる。

 フィリピンにそのような経済的余裕はないと反対する声もあったが、メナルド・ゲバラ(Menardo Guevarra)官房副長官によると、ポピュリストの傾向があることで知られるドゥテルテ大統領はこの措置による長期的利益が財政問題という短期的不利益を上回ると信じているという。

 経済官僚らは年間1000億ペソ(約2200億円)の費用がかかり、利益を受けるのは主に裕福な学生だとして、法案に署名しないようドゥテルテ大統領に進言していた。

 ドゥテルテ政権が提案した2018年度予算案では、全教育関連予算6911億ペソ(約1兆5200億円)のうち、国立大学関連の予算として計646億ペソ(約1420億円)が計上されていた。
【翻訳編集】AFPBB News