1%のひらめきと、99%の努力──。

20世紀の発明家トーマス・エジソンの有名なフレーズには、いくら努力をしたところでひらめきがなければ何も実現できない、という真理が横たわっています。

ではその1%は、いつ、どこで、どのように“ひらめく”ものなのか。映画監督、プロスケーター、作家、コメディアン、あらゆるフィールドで活躍する人物たちに聞いた、インスピレーションが湧く状況「Where Do Ideas Come From?」を紹介します。

断片が飛んでくる。
David Lynch(映画監督)

「アイデアをパズルで例えるならば、はめていくというよりも、私の頭の中では一つひとつのピースが、自分に向かってひらひらと飛んでくるイメージなんだ。言うなれば断片やかけらのようなもの」

まずは、真似からはじめる。
Ray Barbee(プロスケーター)

「ほとんどの人は真似(コピー)から始めます。でもそれが次第に自分のものになってくる。なぜなら、完璧な真似なんてできないから。コピーし始める事で、オリジナリティが生まれるんです」

脳みそにパンチされた感じ。
Lulu Miller(作家/ラジオパーソナリティ)

「なんかね、脳みそに不意にパンチされたような感じ。あるいは顔を平手打ちされたり、お腹にパンチを食らった感じだったり…。目がさめるような感覚っていうのかな」

恋に落ちるイメージ。
Susan Orlean(作家)

「一度でも沸いたら、もう二度と沸いてこないかなもしれない…そうやって不安になるんですよね。恋に落ちるときみたいに。特に別れたあとは、もうこんな思いしたくない…って気持ちになるんだけど、新たな恋に落ちると、選ばれた気持ちにもなれる。インスピレーションってそんな感じかな」

そもそも、そんなものない!
Robert Krulwich(ジャーナリスト)

「そもそも、インスピレーションがスタートラインなの?そんなもの元からないんじゃないかな。だって、何もないところに急に光が射すようなものでしょ?そんな経験ないし、もしそんな経験した人がいるって言われても、その人のこと正直信じられないな」

すべての行動。
Chuck Close(コメディアン)

「いいアイデアは、いつだって動いていなきゃ生み出せません。ずーっと座っていて頭にカミナリが本当に落ちたとしても、アイデアが浮かばないことだってあるわけだし。インスピレーションなどという言葉をそもそも使うことが、アマチュアだと思いますけどね」

それぞれの分野で、成功を手にしたうえでの考え方。彼らもまた、スタートラインは「1%のひらめき」からだったに違いありません。

では、あなたは?

インスピレーションは目の前に転がっているかもしれない。あるいは、そもそも存在すらしないのかも。そこを見極めない限りすべての努力はムダになる、これこそがエジソンのメッセージングなんでしょうね。

Where Do Ideas Come From? from Andrew Norton on Vimeo.

Licensed material used with permission by Andrew Norton