「active memory」

2017年8月5日(土)から8月20日(日)まで、株式会社アースプラスが運営しているEARTH+GALLERYにて、石川慎平氏の個展「active」が開催されている。石川氏は、意識的な形と無意識のイメージを共存させることで、人間の“感じる”や“想像する”感覚に問いかけるような作品を制作している新進気鋭の現代アーティスト。今回の個展では、人物を“ヒト”として記号化した作品シリーズ「sign」や、写真を再構築した「active memory」シリーズが発表されている。月曜休廊で、時間は11:00〜19:00。

石川慎平氏は、株式会社アースプラスが主催した2014年の「第5回東京アンデパンダン展」にて、「package」という作品で人気投票上位者に選出された。その作品は、人が“そこに存在する気配”を主題とし、形態的 / 視覚的に人の表情や細部を覆い隠すことによって、“人体彫刻が観客側に干渉しすぎてこない佇まい”を木彫立体で表現したものだ。

今回の個展で発表されている「sign」シリーズでは、木の表面を彫って塗料を塗り、さらに表情を隠すことで匿名性を表現。人物の内面性ではなく、存在のみに焦点を当てることで、“人の気配”を鑑賞者に訴えている。また「active memory」では、写真に透明樹脂をかけて像の形状を失わせ、人物 / 風景といった外面的なものや、喜怒哀楽といった内面的なもののみを残し、記号となった物質を固めることで再構築。記録として残された写真が、再構築を経て鑑賞者の記憶へとつながり、感覚を呼び起こす。


「sign」シリーズ




第5回東京アンデパンダン展受賞作品「package」

■期間:
2017年8月5日(土)〜8月20日(日)

■開催場所:
EARTH+GALLERY
東京都江東区木場3-18-17 1F

■問い合わせ先:
EARTH+GALLERY
tel. 03-3630-1655
url. http://earth-plus.net/