7つ真夏の文春野球 一度打ったらもうやめられぬ あの娘見てるかネットの陰で〜♪

 こんにちは。文春野球のコミッショナー村瀬です。夏の盛りのブレークタイム。コミッショナーだよりのお時間がやってまいりました。文春野球も東高西低と夏型の気圧配置が進んでまいりましたが、これからペナントもいよいよ勝負の夏。コラムの方も熱く燃え上がって参りましょう。

 というわけで、今月のおしらせからまいりましょう。

1、8月10日〜15日 第2回共通テーマ「高校野球」開催

 ゴールデンウィークに「野球メシ」で行いました“共通テーマ”。今月もお盆が来るので第2回を行います。今回のテーマは「高校野球」です。参加は自由、7日に参加者を発表させていただきます。「高校野球」がテーマであれば「あの選手の高校時代」やら「○○高校と我がチーム」など、書き方は自由。高校野球と言えば、あの人が参加することは確実です。こちらもお楽しみに!

順位表(7月31日現在)
 文春野球コラムペナントレースの7月31日現在の順位をお伝えいたします。

パ・リーグ
1 ↑ 千葉ロッテ  (梶原紀章)    15135 HIT 
2 ― 東北楽天(かみじょうたけし)   12173HIT
3 ↓ オリックス  (DOMI)      11681 HIT
4 ― 北海道日本ハム(えのきどいちろう)10971HIT
5 ― 埼玉西武   (中川充四郎)    8166 HIT
6 ― 福岡ソフトバンク(松中みなみ)   1614HIT

セ・リーグ
1 ― 巨人  (プロ野球死亡遊戯)    36435HIT
2 ↑ 横浜DeNA   (西澤千央)   18686HIT
3 ↓ 東京ヤクルト (長谷川晶一)  16837HIT
4 ― 阪神     (山田隆道)   12638HIT
5 ↑ 中日     (竹内茂喜)    4988HIT
6 ↓ 広島     (大井智保子)   4852HIT

日替わりで首位が入れ替わる大混戦パ・リーグ

 それでは7月の総評です。まずはパ・リーグから。

 開幕以来首位を走り続けていたDOMIさんのオリックスが7月10日、ついに陥落。代わって首位に立った東北楽天かみじょうさんと日替わりで首位が入れ替わる激しい攻防戦を繰り広げ、7月19日時点で1位のかみじょうさんから4位のえのきどさんまで630HIT差と混戦を極めました。

 そんな中、首位に躍り出たのが開幕前にえのきどさんと共に“本命”と目された千葉ロッテ梶原さん。翌20日コラム掲載前に「伊東監督の大ネタで首位を獲りに行く」と珍しくスパート宣言すると、有言実行1383HITで3位から首位に立ちました。しかし2位までの差は200HIT程度と予断を許さない中、凄かったのは翌週7月27日。「オールスターで起きた奇跡的な瞬間」が3000HIT越えの大爆発。リンク先から過去コラムも連鎖してHIT数を伸ばし混戦から頭ひとつ抜け出しました。

 2位のかみじょうさんは試合数が3試合と、首位を争う4人中最も少ないながら1本あたりのHIT数が高く2位を堅守。7月21日と28日の2週連続オリックスとの3連戦で、DOMIさんとの指名対決を行い1勝1敗と星を分け合いました。この8月、高校野球の取材や収録で忙しくなる中、どこまで登板数を伸ばせるのか。勝負の月になりそうです。

 3位ははじめて首位の座を譲ってしまったオリックスのDOMIさん。かみじょうさんとの直接対決では初戦に敗れるも、2戦目は「1・2・3・4ゴーヤと堀江さん」を投入して勝利。一時は4位まで後退するもずるずると行かず、毎週着実にコラムを出し続けて踏み止まったのはさすがです。

 4位の北海道日本ハム、えのきどさんは上位3チームが激しく入れ替わる中 “凪”の状態。自分のペースを崩さず良質のコラムを淡々と上げ続ける姿勢は、上の3名が最も警戒する選手であります。勝負の夏、どんな戦いを見せてくれるのか非常に楽しみです。

 5位には埼玉西武の中川さん。交流戦時にセ・リーグ側から指名対決が多数申し込まれた反動か、7月は2試合のみとペースを落としてしまいました。それでも、6月28日に急逝した森慎二投手コーチを偲ぶコラムなど、貴重なお話をご寄稿いただきました。

 パ・リーグ6位の福岡ソフトバンク松中さんは7月10日がお誕生日でした。最新のコラムでもありましたが、なんと誕生日の前後20日間にわたってのお祝いが続いたという人気者ならではの未曽有の事態に陥っていたため、今月は登板できませんでした!「8月から気持ちを入れ替えて頑張ります!」とのこと。 今月はガツガツ勝負に出るそうです! お誕生日、おめでとうございました!

それぞれが自分の世界で戦っているセ・リーグ

 続いてセ・リーグです。首位は巨人のプロ野球死亡遊戯さん。7月に登板した3本のコラムのうち2本が1600HIT超、「松本哲也、33歳は今」で2300HIT超。7月24日の指定テーマ対決「今、山口俊にこれだけは伝えたいこと」では4100HITオーバーとまったくペースを緩めません。合計HIT数3万6000超という唯我独尊の状態。どこまでHIT数を伸ばすのか。無人の野を行きます。

 2位には横浜DeNAの西澤さんが上がってきました。7月の登板はわずか2試合。しかし7月17日の「夏の日の2015」が2800HIT超、24日の指定テーマ対決「山口俊が絶対に裏切ってはいけないもの」が3000HIT超と、これまでとは違った叙情的な筆致で多くのHIT数を獲得。新たな境地へ進むかと思いきや、8月の最新作では婦人公論読者投稿風というあさっての方角へ進んでいました。

 3位、東京ヤクルトの長谷川さん。7月は14連敗を喫するなど苦難が続いたスワローズ。特に7月7日の広島戦では9回に5点差を逆転された「七夕の惨劇」などもありました。そんな中でも「頑張れ、耐えろ、くじけるな!」と前を向こうとする長谷川さんのコラムは多くのスワローズファンの勇気となり、ついには大のスワローズファンであるクリープハイプの尾崎世界観氏をも文春野球のグラウンドに引っ張り出していただきました。

 4位は阪神の山田さん。何があろうと惑わされることなく、毎週金曜日の掲載に合わせて淡々と自分の筆を揮います。山田さんのコラムは初速こそ伸びませんが、長い時間を掛けて徐々に徐々にHIT数が上がっていくのが特徴です。つまりはそれだけ鮮度が持続するということ。虎党以外の方も、過去のコラムを是非読んでみてください。

 そしてセ・リーグで最も熾烈な順位争いが5位・6位争いです。5位は中日の竹内さん。7月はオールスター原稿「名古屋開催のオールスター 思い出の3つの名場面」もあって、3・4月期以来の4試合登板を果たしました。そんな連投が奏功したのか31日に一瞬ですが最下位を脱出しました! おめでとうございます。「後半戦はやります!」と鼻息も荒く、代打攻勢もかける意気込みです。

 一方、一時最下位に落ちてしまった広島の大井さん。7月は2試合のみの登板となってしまいましたが、7月25日「クレートの『カタコト通訳』とバティスタの実際の発言を比べてみた」は、これまでの筆致とは違った独自の視点を見せてくれました。このコラムは各方面で話題となり、すでに最下位は脱出。この夏は、Aクラスを目指して気合いを入れ直しています。

7月の月間個人タイトル各賞の発表

 続いて7月の月間個人タイトルの発表です。

■7月期 ベストコラム賞

7月27日「オールスターで起きた奇跡的な瞬間」
千葉ロッテマリーンズ 梶原紀章

 7月期も最優秀コラムの選考は議論が紛糾致しましたが、最終的に千葉ロッテマリーンズの梶原さんが5月以来2度目の受賞となりました。7月15日のZOZOマリンスタジアムで行われたオールスター第2戦。その試合後にパ・リーグの選手たちで行われた「WE ARE」を実施するまでの舞台裏を追ったドキュメントは、当事者としてパ・リーグの選手たちとあの舞台を作り上げた梶原さんだから書けた作品でした。ホークスの内川選手、松田選手をはじめ、パ・リーグ選手たちの一体感は素晴らしいですね。満場一致で文句なしの受賞です。

 また次点には横浜DeNA・西澤さんの「夏の日の2015 あの日見た息子の涙とベイスターズの未来」(7月17日)などが迫りましたが、惜しくも及びませんでした。

■7月期 ベストゲーム賞

7月24日 「巨人 3433 - 2520 横浜DeNA」 
指名テーマ対決「山口俊」

 今月は対戦が4試合と少ない中、満票でベストゲームに選ばれたのが7月24日の巨人×横浜DeNA戦。7月11日に起きた巨人山口俊投手の暴行疑惑という難しいテーマを、現在所属の巨人ファン、昨年まで所属した横浜ファンの視点で書いていただきました。未だ公式な会見は行われておらず、処分も発表されていないなか、このテーマを扱うのは難しかったと思いますが、二人とも今できる状況での最高のコラムを書いていただきました。

■月間最多賞

【該当者なし】

通算対戦成績

【パ・リーグ 対戦成績】
埼玉西武    5勝4敗
東北楽天    5勝2敗
オリックス   4勝5敗
千葉ロッテ   3勝3敗
北海道日本ハム 1勝6敗
福岡ソフトバンク0勝5敗

【セ・リーグ 対戦成績】
巨人      7勝1敗
横浜DeNA     4勝1敗
阪神      3勝5敗
東京ヤクルト  2勝2敗
広島      2勝1敗
中日      1勝2敗  

■7月期 首位打者

 7月の月間HIT率(HIT数/PV)、セ・パ上位3傑は以下になります。

パ・リーグ
1位 .187 中川充四郎(埼玉西武)
2位 .146 えのきどいちろう(北海道日本ハム)
3位 .126 DOMI(オリックス)

セ・リーグ
1位 .134 長谷川晶一(東京ヤクルト)
2位 .129 西澤千央(横浜DeNA)
3位 .103 竹内茂喜(中日)

 7月期の首位打者は、

パ・リーグ 中川充四郎(埼玉西武)
セ・リーグ 長谷川晶一(東京ヤクルト)

 となりました。おめでとうございます。

 尚、年間での首位打者争いは以下になります。

【通算HIT率三傑】

パ・リーグ
1位 .152 DOMI(オリックス)
2位 .118 かみじょうたけし(東北楽天)
3位 .114 えのきどいちろう(北海道日本ハム)

セ・リーグ
1位 .157 長谷川晶一(東京ヤクルト)
2位 .127 西澤千央(横浜DeNA)
3位 .099 大井智保子(広島)

ペナント後半戦からの追加ルール

 最後に、前回の特別号でもお伝えしましたが、後半戦からの一部ルール変更をもう一度確認しておきます。

 主なルール変更は2つです。

1、指名対決制度をリーグ戦でも取り入れます。
 交流戦で行いました「指名対決制度」をリーグ戦でも取り入れます。対戦方法は希望する相手に申し込み、承諾されれば対戦決定となります。

2、代打制度の導入
 各球団のコラムニストが指名した人物を「代打」として代わりにコラムを書いてもらうことができます。代打が使えるのは月に3回まで。もちろん一度も代打を使わず自力だけでやり抜いても結構です。HIT数は同じようにチームに還元されます。

 ちなみに昨日は、中日ドラゴンズで初の代打、ライターの大山くまおさんが登場しました。今後もご期待ください。

 そしてコラムニストのみなさん、残り3カ月となりました。がんばってください! フレーフレーフレーフレーフレー!

 というわけで、文春野球コラムペナントレース7月期のコミッショナーだよりでした。引き続き文春野球をよろしくお願い致します。

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※「文春野球コラム ペナントレース2017」実施中。この企画は、12人の執筆者がひいきの球団を担当し、野球コラムで戦うペナントレースです。

(村瀬 秀信)