ふくよかな体型の人の周りには、同じくふくよかな体型の人が集まっていることが多いですが、もしかするとこれは、一部の人の肥満が周りに伝染した結果であるかもしれません。というのもアメリカの研究で、肥満は伝染するという研究結果が明らかになったからです。友人や家族にふくよかな体型の方がいるというあなたは、自らも肥満となってしまう可能性もあるということです。

肥満は伝染することがわかったアメリカの研究結果

アメリカの研究者によって行われた研究結果、及び論文が医学系ジャーナルにて発表され、大きな話題を呼んでいます。その内容はというと、肥満はまるで伝染病のように、人から人へ伝染してしまうというものです。この研究が行われたのは、アメリカのマサチューセッツ州フラミンガム。複数の研究対象者の友人や同僚、家族関係を調べたところ、ある人が太ってしまうと、配偶者間で37%、兄弟間で40%、友人間であると実に57%も同じように太ってしまうことがわかったようです。このデータ・研究結果を見ると、太った友人を持つ人の2人に1人以上は同様に太ってしまうということになります。でも何故周辺に肥満の人がいるだけでそれが伝染することとなるのでしょうか。

肥満を伝染させる食習慣の影響

アメリカ、コロラド大学の研究者が、大学に偶然通りかかった人を無作為に集め、複数のキャンディを好きなだけ取ってもらうという検証を行ったそうですが、一部の人たちには体重が多すぎる人の写真を見せたところ、その写真を見た人たちはそうでない人たちと比べ、平均30%多くキャンディを取っていたことがわかったようです。更に、これと同様で今度はクッキーを試食してもらう検証を行ったところ、体重が多すぎる人の写真を見た人は、そうでない人たちに比べ2倍の量のクッキーを食べていることがわかったのです。この研究により、人は周囲の人、身近な人の食べる量に合わせて自分の食べる量を決める傾向にある、ということがわかったわけです。

家族や友人が食欲旺盛でも感化されないように

肥満が直接伝染するというよりは、肥満の人の食べる量・食欲が伝染するというわけですね。現在自分の家族や友人など、周囲の人に肥満体型の人がいるあなた。周囲がこんなに食べているんだから大丈夫、自分はまだ食べる量は少ないから大丈夫、と油断していると、気づいたときにはその食欲が伝染し、肥満となってしまっているかもしれませんよ。これを防ぐためにも、周囲の人の食欲に感化されることなく、自分は自分の決まった量の食事を心がけておいた方がよさそうです。ちなみに肥満は主食を玄米に変えるといった、ちょっとした工夫で予防することも可能なので参考までに。(メタボリックシンドロームを食事で予防する )


writer:サプリ編集部