5 丸山祐市 5.5 
太田とのコンビネーションがしっくりこなく、小林、エウシーニョらの突破を許した。半面、空中戦では強さを発揮した。
 
MF
2 室屋 成 6 
粘り強い守備と機を見た攻撃参加でチャンスを演出。28分には中島のクロスをダイレクトでP・ウタカにつなぐも、ゴールは奪えなかった。
 
8 高萩洋次郎 6 
球際で身体を張るなど守備では奮闘。欲を言えば、もう少しパスで局面を変えたかった。
 
37 橋本拳人 5.5
先制点の場面では良い囮になってDFの注意を引きつけた。しかし、終盤に谷口に競り負けて同点ゴールを許した。
 
7 米本拓司 6(90+2分OUT)
単騎でプレスに行って外されるシーンもあったが、エネルギッシュに動き続けた。先制点の場面で起点になった。
 
6 太田宏介 6 
前半はプレーに迷いが見られたものの、後半はギアをアップ。49分には高校時代の同級生である小林の目の前で中島のゴールをアシストした。

 
FW
9 ピーター・ウタカ 6(84分OUT)
18分にはドリブルでふたりを抜いてシュートまで持ち込むなど個人能力の高さは相変わらず。あとは周囲との連係だろう。
 
23 中島翔哉 6.5(76分OUT) 
高いアジリティを生かして攻撃に変化を加えた。49分には太田のクロスにヘッドで合わせて先制ゴールを奪った。
 
交代出場
FW
13 大久保嘉人 5.5(76分IN)
試合前の選手紹介の際は拍手、交代出場の際はブーイングで古巣サポーターに迎えられる。90+2分には永井のクロスに頭で合わせるも、バーの上に外した。 

MF
15 永井謙佑 -(84分IN)
快足を生かして何度も川崎ゴールに迫った。それだけに終了間際のシュートは決めたかった。

MF
38 東 慶悟 -(90+2分IN)
わずかな時間ながらも守備で貢献。相手の進攻を身体を投げ出して止めた。
  
監督
篠田善之 5.5 
最後の失点を悔やむ。ただ、「前半は握られるシーンがあったが、後半はスイッチを入れ直して点を奪えた」と一定の評価を口にした。
 
【川崎1-1FC東京 PHOTO】終了間際の同点弾で30回目の多摩川クラシコは引き分けに終わる

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)