米イリノイ州シカゴの空撮画像(2015年9月24日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米当局は、イリノイ(Illinois)州シカゴ(Chicago)で美容師が刺殺された事件に関与した疑いで英米の有名大学の職員2人を逮捕した。当局は2人の行方を追って、4日に大々的な捜索を行っていた。

 逮捕されたのはシカゴのノースウエスタン大学(Northwestern University)に勤めるウィンダム・レイサム(Wyndham Lathem)容疑者(42)と英イングランド(England)のオックスフォード大学(University of Oxford)勤務のアンドリュー・ウォーレン(Andrew Warren)容疑者(56)。シカゴ警察広報担当者のツイッター(Twitter)投稿によると、2人は現在、カリフォルニア(California)州オークランド(Oakland)で身柄を拘束されている。

 2人は、美容師のトレントン・コーネルデュランロー(Trenton Cornell-Duranleau)さん(26)が先週、シカゴ市内のアパートで遺体で発見された事件に関与した疑いが持たれている。コーネルデュランローさんは残忍な手口で殺害されており、遺体には複数の刺し傷があった。

 当局は4日、レイサム容疑者が友人と家族に事件について謝罪する動画メッセージを送っていたことを公表した。ただし、両容疑者の関係、または被害者との接点については明らかにしていない。

 レイサム容疑者はノースウエスタン大学シカゴ校の医学研究者で准教授でもある。同大学には10年間勤めていた。一方、ウォーレン容疑者は、オックスフォード大学サマービル・カレッジ(Somerville College)に財務アシスタントとして勤務していた。

 この事件には謎が複数あり、地元紙シカゴ・トリビューン(Chicago Tribune)は、ウォーレン容疑者はなぜ突然、英国を離れて7月24日に初めてシカゴを訪れたのか、また、事件後に被害者の名前でイリノイ州に隣接するウィスコンシン(Wisconsin)州の図書館に1000ドル(約11万円)の寄付があったことなどを報じている。
【翻訳編集】AFPBB News