移籍志願のサウサンプトンDF 練習不参加続くも指揮官は「彼を売ることはない」

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去就不透明なファン・ダイク リバプール行き消滅もチェルシーなどが興味を示す

 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也にとって、プレミアリーグ6シーズン目となる2017-18シーズンの開幕が近づいてきた。

 昨季後半戦から完全にレギュラーの座を奪った吉田は今季も活躍が期待されるが、そのパートナー候補が移籍志願をしており、主力コンビが不透明な状況が続いている。英紙「デイリー・テレグラフ」が報じた。

 去就が注目されているオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは、2015年の加入1年目からレギュラーを獲得し、193センチの長身を生かした空中戦、対人プレーの強さをいかんなく発揮した。昨季は怪我に泣いたものの、その潜在能力の高さはプレミアの他クラブも高く評価している。

 昨季終了直後にはリバプールが獲得に向けてアプローチし、サウサンプトン側が激怒したいきさつもあって今夏の移籍は難しいかと見られたが、チェルシーなどが強く興味を示しており、いまだ注目銘柄となっている。

 記事によると、昨年契約を更新したファン・ダイクは2023年までサウサンプトンとの契約が残っているが、現状、開幕前のトレーニングに参加しておらず、現地時間12日に行われるプレミアリーグ開幕戦スウォンジー戦への出場は極めて厳しいと見られている。この状況について、マウリシオ・ペジェグリーノ監督は以下のように話している。

「我々とプレーしたくないからチームの外に…」

「我々は同じ状況が続いている。現状は、あの子が我々とプレーしたくないから、チームの外に置いているのだ。私は彼が我々にとって重要なんだと説得したい。クラブは彼を売ることはない」

 上位進出のためには、ファン・ダイクの存在が欠かせないと強調した。現状は吉田とともに堅牢な最終ラインを築くより、ビッグクラブ挑戦へと心が傾いているファン・ダイク。その心を、クラブは翻意させることができるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images