大葉やミョウガなどの薬味は、日本が誇る香辛料。ちょこっと料理に加えるだけで、味に趣を添えてくれる薬味は、影の立役者とも言える存在です。これまでの薬味の使い方といえば、1〜2種類の薬味だけを料理に加えることがほとんどでした。しかし今、従来の薬味の使い方を進化させ、Instagramで話題となった五味薬味作りに挑戦する人が増えているようです。

五味薬味と呼ばれるのはなぜ?

五味薬味という名前からは、漢方的なイメージをもつかもしれません。五味とは5つの味のことであり、甘味・苦味・酸味・辛味・塩味を表しています。中国ではこの5つの味は、それぞれ体に異なる影響を与えると考えられていたそうです。このうち1種類の味のみ摂取してしまうと、体への作用が強くなりすぎるため、少なくとも2つ以上の味を組み合わせることが大事だとされていました。そして今話題の五味薬味は5つの味をもつ薬味。大葉(シソとはどのような植物なの?)・ミョウガ・生姜(生姜とは?)・ネギ・カイワレの5つの材料を使って作られます。これらが混じり合ってかもし出す絶妙な味から「五味薬味」と呼ばれているようです。

お家で簡単、五味薬味レシピ

五味薬味の材料は簡単に揃えることができ、家での常備薬味としておすすめの一品です。作り置きしておくと便利な五味薬味は、いろいろな場面で活躍すること間違いないでしょう。以下に作り方をご紹介しましょう。

材料を用意します。作りやすい量は、大葉10枚、ミョウガ3つ、生姜1/2個、ネギ1束、カイワレ1パックです。材料を切ります。大葉と生姜は千切り、ミョウガとネギは小口切りに、カイワレは1/2の長さに切ります。切り終わった5つの薬味を混ぜ合わしたらできあがり。

保存容器に入れて冷蔵庫に入れておけば、数日もちます。薬味が痛んでしまうのを防ぐために、材料はしっかり水気を取ってから切るようにしましょう。五味薬味を多めに作って保存しておけば、使いたいときにサッと取り出せる便利なアイテムとなりますよ。

栄養抜群、しかもあれこれと使える五味薬味

五味薬味はアイデア次第で使い方色々、刺身や豆腐、麺類にのせたり、ご飯に納豆と一緒にのっけたりして美味しくいただけます。魚・肉料理にもぴったりな五味薬味は、和食だけでなく洋食・中華とあれこれ使えそうです。薬味は「くすり」と書かれるように、体によい健康食品です。5つの材料から成る五味薬味は栄養たっぷり、料理に加えるだけでビタミンやミネラルの補給ができます。また暑くて食欲がないときでも、薬味の香りで食欲増進が期待できそうです。作るのに手間もかからず、リピートする人が増えているようです。ぜひご家庭でもお試しください。


writer:Akina