握手するASEANの外相=5日、マニラ(AFP=聯合ニュース)

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【マニラ聯合ニュース】東南アジア諸国連合(ASEAN)の加盟10カ国は5日、フィリピンのマニラで外相会議を開き、声明で北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射と核実験に対し強い懸念を表明した。

 声明は北朝鮮が先月4日と28日に強行した弾道ミサイル発射実験と昨年の2回の核実験について、「朝鮮半島の緊張を高める」として強い懸念を表明。国連安全保障理事会の決議を順守するよう北朝鮮に促した。北朝鮮は先月4日と28日の発射実験に関し、ICBMの発射に成功したと主張している。
 10カ国は平和的手段による朝鮮半島の非核化を支持するとの立場を確認するとともに、ASEANが朝鮮半島の平和と安定に寄与するため建設的な役割を果たすとの意思を鮮明にした。
 ASEANは今年2月と3月にも北朝鮮の中距離弾道ミサイル発射を非難する声明を出すなど、昨年から北朝鮮を批判するトーンを高めている。
 マニラでは6日からASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議やASEANプラス3(韓中日)外相会議、東アジア首脳会議(EAS)参加国外相会議などが相次いで開かれる。
 一連の会議に出席するティラーソン米国務長官は国連安保理の対北朝鮮決議履行の必要性を強調するほか、北朝鮮のARFへの参加停止を求める見通しだ。
 6月に就任した韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は多国間外交舞台へのデビューとなる。ARF閣僚会議などには北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相も出席する。