新曲の「躍動感や疾走感、汗」に注目してい欲しいと語ったベイビーレイズJAPAN(撮影・片山 拓)

 今年結成5周年を迎える5人組アイドルユニットのベイビーレイズJAPANが8月2日に、通算14枚目となるシングル「〇〇〇〇〇」(まるまるまるまるまる)をリリース。今作はクイズを題材とした、日本テレビ系アニメ『ナナマル サンバツ』のエンディングテーマ。衣装やミュージックビデオにも○や×などクイズにちなんだ要素が散りばめられている。9月9日と10日には3度目の海外公演となる米国のサンフランシスコで開催される『J-POP SUMMIT 2017』の出演、9月24日には野外ワンマン3連戦のファイナルとなる『みんなでエモーショナルアドベンチャー!』を埼玉・東武動物公園で開催するなど、今後も精力的に活動していく。メンバーの傳谷英里香は「躍動感や疾走感や汗、というところに注目して」と楽曲について語る。今回のインタビューでは新曲にちなんでクイズを出題、他に米国公演への意気込みや3連戦の話題などを5人に聞いた。

虎をバックに「虎虎タイガー!!」がやりたい

林愛夏

――『ベイビーレイズJAPAN 野外ワンマン3連戦』の真っ最中ですが、日比谷、稲毛と終えて現在の心境は?

大矢梨華子 毎回良かった点と、反省点があります。日比谷はライブ時間が3時間と、ちょっと長すぎてしまいました。稲毛では2時間ときっちり決めていたのですが、体力がもたなくて…。

――ペース配分を間違えた?

大矢梨華子 そうです。日比谷では天気が良くて暑くて、MCもスパスパと進めたので最後の方では頭が真っ白になりました。稲毛はあまり覚えていないです。楽しかったという記憶はあるんですけど。日比谷ではちょっと長すぎたという反省を、稲毛では逆にパフォーマンスが雑になっちゃったかなという反省があって、その2つの反省を合わせて次の東武動物公園に臨みたいと思います。

――傳谷さんはどうでしょう?

傳谷英里香 日比谷では天候に恵まれなくて、自分達の思い通りにいかなかったことが悔しかったです。パフォーマンス自体は良かったのですが、全体的にモッサリしてしまったという印象がありました。稲毛では、それが解消されていたのですが、思いのほか暑かったです。

 下手(しもて)の所は太陽がガンガンに当っていまして。お昼という時間帯、外でのワンマンは初挑戦でもありました。稲毛ではフェスらしく、みんながそれぞれの楽しみ方をしていて手応えはあったのですが、やはり、ちょっと最後のたたみかけとしての“ザ・ベイビーレイズJAPAN”というパフォーマンスの熱量がエネルギー不足という部分もあったかなと。東武動物公園では5周年ということも、野外ワンマン3連戦ファイナルということもあるので、しっかりとブラッシュアップして有終の美を飾りたいと思います。

――林さんは?

林愛夏 日比谷野音は私達にとって大事なステージです。ベイビーレイズのときに署名を1万人集めたら武道館へ行けますと発表をした大切な会場で、しかもベイビーレイズJAPANになってちょうど2年という節目のライブだったので凄くドキドキしていました。でも、ステージに立ったらお客さんが待っていてくれて、思いっきりパフォーマンスができました。

 稲毛は凄くいいロケーションで、森の中でのプライベートなライブ空間というか、それがすごくプレミア感が出ていて、“みんなと私達の空間”という感じで青空の下、楽しく過ごせたので凄く良い思い出になりました。

 次は動物園でライブをするので、ファイナルはまた違った形になると思うのですが、5周年という節目になるので、エモーショナルな思い出がたくさんできるライブにしたいと思います。リハーサルはまだなのですが、3連戦の最後のためにとっておいてある曲などもあるので、今から楽しみです。

傳谷英里佳

――高見さんはいかがでしょう?

高見奈央 それぞれにテーマを設けているのですが、1戦目は「バラードをがんばるぞ」という目標がありました。凝った演出を込めたりして3曲のバラードをやったのですが、それがとても好評で嬉しかったです。稲毛では「遊び心を満載に」という感じでいきたかった。最近はチャレンジソングということで、「勇者ボクの冒険」で輪投げをして遊んだりして。そういう風に一つひとつ目標を達成していくことが楽しいです。

――日比谷野音では大西ライオンさんが登場してのパフォーマンスも印象が強かったです。

高見奈央 あれは、たまたま当日に来ていただけることになって、偶然の産物でした!

大矢梨華子 私達もびっくりしたくらいです。

――皆さんにとってもサプライズに近かったのですね。渡邊さんは2戦を終えてどうですか?

渡邊璃生 今回、1年を通して野外3連戦をやらせて頂くということで、ベイビーレイズJAPANのなかでも色々な挑戦をしたいし、お客さんに向けて「今年はこういうことをやるぞ」とはっきりと発表して、みんなにとってもプラスに捉えて頂けたと思います。

 今回は野外ならでは、ということを大事にして、稲毛では周辺のお店に行ったりして、そのときの動画をアップしたり、お客さんに楽しんでもらおうという気持ちを一番にしてやっています。東武動物公園でも、その場所ならではのことをやっていきたいと思います。

――みなさん動物園は好きですか?

大矢梨華子 好きです! 動物が大好きなのですが、実は動物園にはあまり行ったことがないのですが。東武動物公園へはMV撮影などで行ったことがあります。ベイビーレイズJAPANに改名する前で2、3年前です。虎ガー(ファンの呼称)さんにいつもお世話になっているので、逆に「虎をお世話しよう」ということになりまして、何故かホワイトタイガーの飼育経験をさせていただきました。

高見奈央 虎ガーさんたちに感謝するのではなく、ホワイトタイガーにというのがよくわからないですよね(笑)。

傳谷英里香 檻の掃除したり、餌作りなど、本格的でした。

――東武動物公園はゆかりの地ですね。もしかしたら今回もホワイトタイガーと戯れたり?

大矢梨華子 再会したいです!

高見奈央 虎をバックに「虎虎タイガー!!」がやりたいですね(笑)。

傳谷英里香 それはだいぶ強いね!

大矢梨華子 ネットニュースで「ベイビーレイズJAPAN、虎をバックに『虎虎タイガー!!』」みたいな(笑)。

クイズ番組は凄く好き

高見奈央

――稲毛では今回のリリースされる新曲「〇〇〇〇〇」を初披露しましたが、タイトルが面白いですね。

傳谷英里香 そうです。「〇〇〇〇〇」ですから(笑)。今回はアニメ『ナナマル サンバツ』のエンディングテーマということもあり、〇や×など、曲の世界観に合わせて振り付けてくれました。

――グルグル腕を振り回したり今回の踊りも大変そうですね。

高見奈央 本当に大変でした。二の腕が太くなりそうなくらい大変です。

林愛夏 家に帰ったら氷を当てて、湿布を当ててと、そういうケアもしていました。

――見た目以上に過酷な振り付けなんですね。渡邊さんは体力的に大丈夫ですか?

渡邊璃生 意外と体力があるのかもしれないです。日比谷でも稲毛でも、なんだかんだ野外の暑さに対して持ちこたえたので。筋肉痛にはあまりならないです。

――渡邊さんは高校生でしたよね。10代の若さが成せることですね。

渡邊璃生 はい! でも高校3年生なので、もうすぐ卒業です。結成当時は中学1年生でした…時が経つのは早いです。

高見奈央 来年からフリーターだな(笑)。

傳谷英里香 来年からはついに学生がグループからいなくなります。

――今作「〇〇〇〇〇」の見どころや聴きどころは?

傳谷英里香 アニメの世界観に沿ったワードが入っている部分もあるし、MVが“エモーショナルアイドロック”という私達の指針を表しています。躍動感や疾走感や汗、というところに注目して頂きたいです。〇にちなんだトンネルとか、〇の照明とか、〇にこだわってライティングもされています。歌詞と歌と一緒にMVも楽しんで欲しいです。

――衣装も〇にこだわっていますよね。

傳谷英里香 はい! 〇がいっぱいで、×もよく見ると入っています。

――最初に観たときに、何で網タイツなのかなと思ったのですが、これは×を表しているのですね。

大矢梨華子 そうなんだ! みんな知ってた?

渡邊璃生 タイツの交わる所は×だからね。

林愛夏 (笑)。そういう風に色々とリンクしているんです。

大矢梨華子

――「〇〇〇〇〇」がエンディングテーマになったアニメ『ナナマル サンバツ』は「クイズ」を題材とした漫画ですが、みなさんはクイズは得意ですか?

傳谷英里香 まあまあ得意です。

大矢梨華子 私はクイズ番組は凄く好きです。プライベートでもよく観てます。IQ検定など大好きです!

――そんな皆さんに今回クイズを用意してきました。地図を持ってきたのですが、みなさん地理は得意ですか?

大矢梨華子 地理って何ですか? 地図と関係あるの?

渡邊璃生 四国がどこにあるかや、大陸の名称などだよ。

大矢梨華子 あ〜わからないです(笑)。

――それでは、まずは簡単なところから、東武動物公園は何県でしょうか?

メンバー 埼玉!

林愛夏 日本は大体わかりますよ! 場所も(地図を指して)この辺りです。

――正解です。それでは大矢さん、日本地図で「岩手県」はわかりますか?

大矢梨華子 ここ!

――流石ですね、正解です。

大矢梨華子 やった〜!

高見奈央 東北は、いけるんだね?

大矢梨華子 ドラマの『あまちゃん』が好きなので東北はいける!

渡邊璃生 私全然わからないな…。

――では渡邊さん、ここは何県(地図の新潟県を指差して)でしょう?

渡邊璃生 こ、これは…。ヒントを!

高見奈央 一回答えてみ?

渡邊璃生 …秋田県?

――惜しいです。

林愛夏 頭文字は「に」だよ。

渡邊璃生 新潟?

――正解です。

渡邊璃生 新潟って、そんな所にあるの?

高見奈央 そうだよ(笑)

――続いては海外に行きましょう。皆さんは9月に米・サンフランシスコFort Mason Centerでおこなわれるイベント『J-POP SUMMIT 2017』に出演されますよね。米国についてはいかがですか。

大矢梨華子 行きますが、アメリカのことはわからないですよ。サンフランシスコがアメリカだと、最近知りましたから。

――でもアメリカ大陸の位置はわかりますよね?

高見奈央 それはわかりますよ。ね、梨華ちゃん?

大矢梨華子 そりゃあもう。…(地図を見て)これがブラジル、ここがオーストラリア。ここがロシア! (アメリカ大陸を指す)あと、ここもロシアで…ここは何ですか? 九州みたいな所。

――そこはアフリカ大陸です。

大矢梨華子 アフリカとブラジル、こんなに遠いのですか!

――でも逆側から回れば近いですよ。ちなみに、ロシアと指していたところがアメリカ大陸です。

大矢梨華子 アメリカはブラジルの上ですか。初めて知った! ちなみにこのやたらと広い所はどこですか?

――これがロシアです。

大矢梨華子 ええ!そうなの!!

高見奈央 ロシアいっぱいあったな(笑)

ベビレは負けず嫌い

高見奈央と渡辺璃生

――『J-POP SUMMIT 2017』への意気込みはいかがですか?

傳谷英里香 ベイビーレイズJAPANが海外へ行くのは3度目になります。上海、フランス、次は米国となります。米国は初めてなのですが、YouTubeなどの繋がるツールもあるので、今ベイビーレイズJAPANをどこまで知ってもらえているのか気になりますし、全く違う国でも私たちのパフォーマンスで魅了できたらと思います。

――フランスへ行ったときの「Japan Expo Paris」では現地の方も盛り上がったようですね。上海『ALL JAPAN IDOL FESTIVAL』ではどうでしたか?

高見奈央 盛り上がり方は国によって違うのですが、フランスの方は「フゥ〜!」という海外アーティストのライブでよく見る感じでしたが、上海ではみんな受け入れる体制が凄かったです。「おい!」と言ったら、次から「おい!」と絶対に言ってくれて、全員参加型でのライブでした。「ライブをやっているな!」という感じが強かったです。

林愛夏 米国はフランスや上海とはまた違ったノリのイメージがあるので、こっちも“アゲめ”で設定していきたいな、と思っています。

――海外で受ける楽曲と日本で受ける楽曲は違ったりしますか?

高見奈央 コニー・フランシスの楽曲をリメイクした「Pretty Little Baby」という曲があるのですが、それが海外ではやっぱり「聴いたことある」という反応をしてくれます。なので、ワールドワイドに認知力がある楽曲があって良かったですし、海外での鉄板ソングになりつつあります。あと最近は「ニッポンChu!Chu!Chu!」もあるので海外でも心強いです。

――最近はアイドルでもロックをやられているグループも増えてきました。ロックサウンドとパフォーマンスはベイビーレイズJAPANの武器になっていると思いますが、それ以外の武器は何だと考えていますか?

大矢梨華子 ベイビーレイズJAPANは一人ひとりが全然違います。性格から、好きなものまで全て。こんな個性がバラバラな子達が集まっているグループは他にいないのではないかと思います。

――確かに個性が強いですよね。4月から始まったTV番組『浅草ベビ9(きゅー)』でも個性が発揮されています。個人的に大矢さんのイメージはだいぶ変わりました。

大矢梨華子 それまでどういうイメージだったのですか?

――わりと私の中ではフワっとしたイメージだったのですが、番組で競技勝負の場面になると目が本気ですよね。目が据わるといいますか。

大矢梨華子 絶対負けたくないと思っていますから(笑)。メチャメチャ負けず嫌いです。

――みなさんもそう?

傳谷英里香 ベビレはみんな負けず嫌いですね。

林愛夏 私は自分に負けるのが一番悔しいです。

高見奈央 アスリートか(笑)。

ベイビーレイズJAPAN

――最近、自分に負けたと感じたことはありました?

林愛夏 それが、ほぼ毎日負けているから悔しいです。なので、色々習い事に行っています。クラシックバレエを習って、柔軟に力を入れていたり、歌もミュージカルを目指しているので、そっちの歌い方の練習も始めました。

――幅を広げているのですね。

林愛夏 そうですね。もう22歳は若いとは言えなくなってくるので。気は抜けないので常に頑張っていたいです。

――渡邊さんも負けず嫌い? あまり勝負事などに執念はなさそうなイメージなのですが。

渡邊璃生 負けず嫌いというか、プライドが高いです。

高見奈央 自覚していたんだ…。

渡邊璃生 勝負する前はそんなに気にしていないのですが、勝負に負けると後から「ハァ〜」とめちゃくちゃ落ち込んでしまいます。この前もみんなでボーリングをしたのですが、その時負けてしまって落ち込みました。

高見奈央 私は負けたら負けたで開き直ったりもしますが、やっぱり負けたくはないですね。基本的には負けず嫌いです。

傳谷英里香 対抗心みたいなものは基本的にはなくて、ライバルなどもいないのですが、自分が設定したところまで行けないときは凄く悔しいです。とにかく達成できるまで努力をします!

――最後に今作に込めたメッセージをお願いします。

傳谷英里香子 アニメ『ナナマル サンバツ』のエンディングテーマをやらせて頂いて、もちろんそのアニメの世界観も歌詞に反映されていますし、ベイビーレイズJAPANらしさもこの楽曲に入っています。

 今、何かに挑戦している人や、何かの選択肢に悩まされている人に、是非この曲を聴いて前向きに自分自身を強く持ってほしいと思います。是非聴いて下さい。リリースイベントもこれからあるので、一度ライブに来て下さると嬉しいです!

(取材=村上順一/撮影=片山拓)

撮り下ろしカット

高見奈央と渡辺璃生 大矢梨華子 大矢梨華子 大矢梨華子 高見奈央 高見奈央 高見奈央 傳谷英里佳
傳谷英里佳 傳谷英里佳 林愛夏 林愛夏 林愛夏 ベイビーレイズJAPAN ベイビーレイズJAPAN
作品情報14thシングル「〇〇〇〇〇」
発売日:8月2日

初回盤A [CD+Blu-ray] PCCA-04551/本体価格4352円 【税込4700円】
【CD収録楽曲】
01. ○○○○○
02. Silence Nonsense Sigh
03. 涙のち晴れ
04. ○○○○○ (Inst.)
05. Silence Nonsense Sigh (Inst.)
06. 涙のち晴れ (Inst.)

【Blu-ray収録内容】
・ベイビーレイズJAPAN ワンマンライブ2016 the Final「シンデレラたちのニッポンChu!Chu!Chu!」
〜ニッポンの夜明け〜 (2016.12.29 at 赤坂BLITZ)
01. 恋はパニック
02. 新しい世界
03. 走れ、走れ
04. ミチシルベ
05. ベイビーレボリューション
06. TIGER SOUL
07. 2years
08. Dreamer
・ベイビーレイズJAPAN 野外ワンマン3連戦「晴れも!雨も!大好き!!」
〜日比谷でクレイジーピクニック〜 (2017.04.09 at 日比谷野外大音楽堂)
09. 栄光サンライズ
10. JUMP
11. 少しだけ
12. デイズ
13. バキバキ
14. ベイビーレイズ
15. 夜明けBrand New Days
16. 虎虎タイガー!!

●初回盤B [CD+DVD] PCCA-04552/本体価格1667円 【税込1800円】
【CD収録楽曲】
01. ○○○○○
02. Silence Nonsense Sigh
03. 涙のち晴れ
04. ○○○○○ (Inst.)
05. Silence Nonsense Sigh (Inst.)
06. 涙のち晴れ (Inst.)

【DVD収録内容】
01. 〇〇〇〇〇 Music Video
02. 〇〇〇〇〇 Dance Ver.
03. 〇〇〇〇〇 メイキング映像
04. “海辺で有頂天バカンス”写真集メイキング映像

●通常盤 [CD Only] PCCA-70513/本体価格926円 【税込1000円】
【CD収録楽曲】
01. ○○○○○
02. Silence Nonsense Sigh.
03. ○○○○○ (Inst.)
04. Silence Nonsense Sigh (Inst.)ライブ情報「野外ワンマン3連戦“晴れも!雨も!大好き!!”【ファイナル】みんなでエモーショナルアドベンチャー!」

日程:2017年9月24日
場所:東武動物公園 新ステージ
開場:午後2時15分/開演:午後3時00分
チケット:通常4500円(税込)、特典付き8900円(税込)
8月3日からプレイガイド先行受付開始。
通常チケットは残り僅かなため、最後方のチケットを追加販売決定