イブラ&ファルカオも諦めていない! 大型補強のミランCEOが大物ストライカー獲得に自信

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ファッソーネCEOが伊メディアに語る 「我々はまだ焦っていない」

 今夏のヨーロッパサッカー移籍市場でメーンキャストの一つとなっているのが、イタリアの名門ACミランだ。

 ユベントスからイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチを引き抜くなど精力的な動きを見せるなかで、マルコ・ファッソーネCEOは元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチとコロンビア代表FWラダメル・ファルカオの獲得も諦めていないとしている。

 ミランはパチューカに去った日本代表FW本田圭佑の後釜の10番として、トルコ代表MFハカン・チャルハノールらを獲得。インターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)ではブンデスの絶対王者バイエルン・ミュンヘンを4-0で粉砕するなど、近年の停滞ぶりを吹き飛ばしそうな予感を漂わせている。

 中国資本をバックに豪華補強を繰り返しているファッソーネCEOが、イタリア放送局「メディアセット」の取材に応じ「我々はまだ焦ってはおらず、多くの選手を観察している段階だ」と、まだ見極めの段階であることに触れつつ、こうも話している。

「多くの名前はすでに取り沙汰されているが、我々にとって緊急性を要するものはない。今はどの名前についても明言しないが、彼らについても否定するつもりはない」

「我々は一つの“弾丸”しか持ってないので…」

 彼らとは、欧州で長年実績を残しているイブラヒモビッチとファルカオだ。イブラヒモビッチは昨季終盤戦で負傷した膝のリハビリ中で本格復帰は2018年にずれ込む見通しだが、その決定力は昨季のマンチェスター・ユナイテッドでも示しており、かつて在籍した経験もあるためミラニスタから絶大な支持を受けることが予想される。またファルカオも18歳の新鋭FWキリアン・ムバッペとともに、モナコで強力2トップを形成し、その実力にはいまだ陰りがないことを証明している。

「彼らは潜在的な候補者だ、たとえ我々が他の選手に近づいたとしてもね。我々は一つの“弾丸”しか持ってないので、しっかりと標的を捉えないとね」

 ファッソーネCEOはこのように語っている。チェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタらの名前も獲得候補に浮上するなか、ロッソネロ復権のために、じっくりとメルカート(移籍市場)の趨勢を見極めて大物ストライカーをターゲットに捉える――。その言葉には、確かな自信が込められているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images