個人情報はどう守る?

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インターネット全盛期のこの時代、個人情報はただ漏れの危機を迎えています。しかし、ちょっとした工夫で個人情報を守ることができるのも確かなのです。例えば、SNSを本名で登録しない、登録していたとしたならば、そこに不用にプライベート情報を書き込まないといったものですね。

ゴミから情報がダダ漏れ

こうしたプライバシー保護の基礎を、20年前にとなえていた人物がいます。それが鬼畜ライターとして知られる村崎百郎です。彼はゴミあさりを行っていました。もともとは北海道から上京し、東京でひとり暮らしをはじめるにあたり、壁一枚向こうに他人が住んでいる不安から、どんな人間であるかを知るためにゴミをあさりはじめたともいわれています。『鬼畜のススメ:世の中を下品のどん底に叩き堕とせ!!』(データハウス)といった著作もあります。タイトルはセンセーショナルですが、そこに記されるゴミの内容は、公共料金の請求書はもちろん、秘密の日記まで、プライバシーがただ漏れなものです。実際、村崎百郎は、ゴミからプライバシーが暴かれてしまう危険性を新聞コメントなどで指摘していました。

どうとらえるべきか

本書はゴミあさりから得られる情報を面白おかしく記した90年代サブカルチャーのいちジャンルとして花咲いた悪趣味系の本だといえます。重要なのはこれが創作ではなく、まぎれもない実体験をもとにしたノンフィクションである点でしょう。本書を読めば、セキュリティ意識の向上などを意識させられることになるかもしれません。