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All we need is a top-down summer

 
今日は大きな出来事があった。編集部(英国版)が長期テストをしていたベントレー・ベンテイガが去り、その後釜として、ダークブルーのアウディS5カブリオレがやって来たのだ。クルマの慣らし運転というものを30年以上やっているが、アウディを慣らし運転するのも、コンバーチブルを慣らし運転するのも今回が初めてだ。


S5カブリオレの第一印象はなかなかよい。このカブリオレは、トップを閉めている時は高速走行していても静粛性が非常に高く、トップを開けている時はキャビンへの風の巻き込みがない。

まるで手術室のように “正確”

多くのアウディと同じように、このクルマに乗り込むと、素晴らしい仕上がりに驚かされる。たとえ最高級のクルマを買う人でも、これ以上の仕上がりは求めないだろう。


ペイントは美しく輝き、パネルも完璧にはめ込まれている。ライトやワイパーなど操作系のスイッチは、まるで手術室のように正確に作動する。それに、ガソリンV6の354psのエンジンを搭載しているこのクルマは、とてもよく走る。

今、われわれ編集部に必要なのは夏だ。イギリスのさわやかな夏の日にトップを開けて走るのが、待ち遠しい。


最後に、ベンテイガのことをもうひと言お伝えしたい。大型で高価なクルマだけに、長期テストが始まった当初はどれほどベンテイガを好きになれるか、わからなかった。だが、テストの後半では、お金持ちの人たちがよくやる使い方でベンテイガに乗ってみた。つまり、短距離ドライブは小型車で出かけることにしたのだ。すると、ベンテイガの素晴らしさがひときわ輝いた。

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)