ヘッドマウントディスプレー「LINK」(写真: ソフトバンクの発表資料より)

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 ソフトバンクは4日、VR空間内を自由に動き回れる6DoF対応モバイルVR端末「LINK」の発売を開始した。別売りのVR対応高機能スマートフォン「HTC U11」に接続し、そのスマホ上で再生した映像やゲーム内に入り込んだかのような、臨場感あふれる体験ができる。世界で唯一の、全身の動きに対応するモバイルVR端末となる。

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 主に頭部にヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着、両手にコントローラーを持った状態で使用。高性能CPUとVRレンズによってVR画面と身体の動作が瞬時に同期する。

 光によって動きを認識し、前後左右上下、加えて回転する動作も感知するので、VR空間を文字通り全身で体感できる。自由度は極めて高い。さらに長い時間VRを視聴、体験しても疲れにくい設計だ。

 シューティングやスポーツなど多分野のゲームをプレイ可能で、各コンテンツはプラットフォーム「Viveport M」を使ってインストールする。YouTube公式VRチャンネルの最新動画も楽しめる。

 本体のサイズは約幅19.8cm×高さ11.7cm×厚さ16.7cmで、重さは接続用USBケーブル含め約560g。販売価格は税込みで3万2,184円。

 LINKは同じくHTC製の「Vive」と比べ、より小型で手軽に楽しめるVR製品と言える。Viveは最高峰のリアルなVR空間を全身で体感できるが、高スペックなPCと、部屋にセンサーなどを設置するための数メートル四方のスペースが必要になる。だが、LINKはPCもそれほどのスペースも必要としない。

 ハイエンドVRのハードは主として台湾のHTCや日本のソニー・インタラクティブ・エンタテインメント、アメリカのオキュラスVR、韓国のサムスン電子といった企業が開発し、2016年には主要機器が出揃った。その関心は現在、より高まっている。