警備員がストライキを行っているスペイン・バルセロナのエルプラット空港で、保安管理の通過待ちのために列を成す利用客ら(2017年8月4日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】スペイン・バルセロナ(Barcelona)のエルプラット空港(El Prat Airport)で休暇シーズンのピークに当たる4日、警備員らが時限ストライキに突入し、長時間待たされた旅行客の長い列ができた。現場のAFP記者が伝えた。

 スペイン空港・航空管制公団(AENA)は通常より40分ほど長く時間がかかる恐れがあるとして、早めに空港に来るよう旅行客に呼び掛けたが、AFPが取材した旅行客らは待ち時間はそんなものでは済まないと語った。

 エルプラット空港はスペインではマドリード(Madrid)に次ぐ利用客数を誇る。格安航空会社の参入によりバルセロナの観光地としての魅力が増加したことを受け、2009年から2016年にかけて利用客数は60%以上増加した。今回のストライキでは仕事の量とスタッフの人数が中心的な争点になった。

 同空港では労働組合に加入していない警備員360人が多国籍企業Eulenとの契約の下で勤務している。Eulenに設立されたストライキ実行委員会によると、ストの初期段階として警備員らは4日の金曜日から7日の月曜日まで4時間の時限ストを行う。翌週も同じことを繰り返すという。

 カタルーニャ(Catalonia)州が定めた法令により警備員らは少なくとも90%の役務を提供することが義務付けられているが、ストライキ実行委員会の広報を務めるフアン・カルロス・ヒメネス(Juan Carlos Gimenez)氏によると妥結しなければ14日から24時間の全面ストライキに突入するという。
【翻訳編集】AFPBB News