前年覇者のワウリンカが左膝故障で全米オープン欠場、年内休養へ

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 スタン・ワウリンカ(スイス)が、去年のロジャー・フェデラー(スイス)と同様に今月28日から開催される全米オープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)をケガのために欠場することになった。ワウリンカは昨年の決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒し、初優勝を果たしていた。

 世界ランク4位のワウリンカは、故障した膝の治療に専念するため、2017年シーズンの残りを欠場すると発表した。

「今後ツアーのトップレベルでプレーをするためには、仕方のないことだと思う」とワウリンカは代理人を通じてコメントした。

 2014年の全豪オープンでグランドスラム初タイトルを獲得したワウリンカは、2015年の全仏オープンを制覇。今年の全仏では、ふたたび決勝に進出したが、ラファエル・ナダル(スペイン)に敗退した。先月行われたウィンブルドンではダニール・メドべデフ(ロシア)に敗れ、初戦で姿を消していた。

 32歳のワウリンカは左膝にずっと違和感があり、詳しい診断を受ける必要性を感じていたとウィンブルドンでの敗戦後に語っている。

 ワウリンカの今季の対戦成績は26勝11敗で、獲得したタイトルはジュネーブ(ATP250/クレーコート)の1勝だけにとどまっていた。

「僕はテニスが本当に好きだし、ツアーのトップレベルでまだまだプレーしたいので、ケガを治して復帰するために頑張るよ」とワウリンカはコメントした。

 ワウリンカとオリンピックやデビスカップでともに戦ったフェデラーも、膝の故障のため昨年のシーズン後半を離脱したが、今シーズンは全豪オープンとウィンブルドンのタイトルを獲得するなど、見事な復帰を果たしている。ワウリンカは、今年3月に行われたインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)の決勝で、フェデラーに敗れていた。

 ジョコビッチも右肘の治療のため全米には出場せず、残りの2017年シーズンを欠場する事を発表した。ジョコビッチは、これまで51大会連続でグランドスラム大会に出場していた。ジョコビッチは来年1月に復帰することを目指している。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は左膝の故障のため2017年の残りのシーズンをキャンセルすると発表したスタン・ワウリンカ(ウィンブルドンでのもの)
Photo:LONDON, ENGLAND - JULY 03: Stan Wawrinka of Switzerland reacts during the Gentlemen's Singles first round match against Daniil Medvedev of Russia on day one of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at the All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 3, 2017 in London, England. (Photo by David Ramos/Getty Images)