濃厚な煮干しスープが人気の「煮干蕎麦」(750円)

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煮干しをベースに、さまざまな魚介の旨味だけをじっくりと取ってスープにする“神業”で多くのラーメン通をうならせる「灰汁中華丿貫」(あくちゅうかへちかん)。横浜の福富町の歓楽街にある本店では、伊勢エビやカキなど旬の素材を使った斬新な限定メニューが人気で、県外からも多くのファンが通う。その人気店が2017年7月1日に神奈川県・弘明寺に新店を誕生させた。本店とは違うアットホームな弘明寺で長く愛される一杯を作る。

徹底した温度調整でえぐみのない煮干しの旨味を抽出

■ とにかく濃厚! 煮干しを突き詰めたベーシックな一杯

【おすすめの一杯!】「煮干蕎麦」(750円)。スープは徹底した温度調整でえぐみのない煮干しの旨味のみを抽出。臭みなどない洗練された煮干しのスープに低加水の麺が相性抜群。低温調理されたチャーシューも柔らかくて絶品だ。

【ラーメンデータ】〈麺〉細 / 丸 / ストレート(140g) 〈スープ〉タレ:醤油・仕上油:煮干油・種類:魚介(煮干し)

「サイドメニューとして、本店にはない肉めし(350円)があります。子供や年配の方にも来て欲しいですね」と話す、店長のし〜まんさん。斬新な限定メニューで、根強いファンが行列を作る「灰汁中華丿貫」の2号店。ここでは本店とは違い、煮干蕎麦、浅利蕎麦、オマール海老蕎麦のラーメン3種に、和え玉2種や脂玉などを基本に展開している。個性的なメニューを打ち出し、神奈川のラーメン界に衝撃を与える「丿貫」のラーメンから目が離せない!

【弘明寺丿貫】 ■住所:横浜市南区通町4-111 ■電話:非公開  ■時間:11:00〜15:30(LO15:00) ■休み:なし ■席数:11席(カウンターのみ) ※禁煙 ■駐車場:なし ■交通:横浜市営地下鉄弘明寺駅2A出口より徒歩2分

横浜ウォーカー8月号では「夏ラーメントピックス10」と題して、今食べるべき注目の新店をキーワードと共に紹介しているので、そちらも要チェック! 2016年末〜2017年上半期にオープンした神奈川の最新ラーメンを総括し、神奈川に新たにオープンした150軒近い店(編集部調べ)の中から、16店を厳選。この夏絶対食べたい新店のラーメンは必見だ。

また、「ラーメンウォーカー2018 神奈川版」が今秋発売予定。そちらもお楽しみに!

【横浜ウォーカー/取材・文=河合哲治郎】