トランプ大統領、相当出たかったようです - 画像は「シャークネード」第2弾のもの
 - Syfy / Getty Images

写真拡大

 今年1月に米大統領に就任したドナルド・トランプ氏が、2015年のテレビ映画「シャークネード エクストリーム・ミッション」でサメを倒す大統領役を務める寸前までいっていたことが明らかになった。シリーズを手掛けてきた制作会社アサイラムのデヴィッド・ラットが The Hollywood Reporter に語った。

 「シャークネード エクストリーム・ミッション」は、口を開けたサメが雨のように降り注ぐ未曾有の天変地異“シャークネード”を描いて全米を熱狂の渦に巻き込んだテレビ映画シリーズ第3弾。主人公フィン(アイアン・ジーリング)がホワイトハウスで大統領から勲章を受け取ることになるが、三たび現れたシャークネードが首都ワシントンに襲い掛かるシーンから幕を開けた。

 豪華なカメオ出演も話題を呼ぶ作品だけに、製作サイドはこのシーンでフィンと共にサメを倒す大統領を、2008年アメリカ合衆国大統領選挙における共和党・副大統領候補として知られるサラ・ペイリン氏に演じてほしかったが叶わず。そこで、主演のアイアンが、トランプ氏がホストを務めたリアリティー番組「アプレンティス セレブたちのビジネス・バトル」に出演したことがあったことから、彼にオファーしてみることにしたのだという。

 ラットは「すぐに『出演する』と返答があった。オファーを受けて興奮していたよ」と明かし、俳優でキャスティングディレクターのジェラルド・ウェブも交渉はほとんどまとまりかけていて、契約書を作成し、トランプ氏の弁護士であるマイケル・D・コーエン氏に送ったと証言。しかし、それから音沙汰がなく、ラットはコーエン氏から「ドナルドは大統領選への出馬を考えているから、あらためて連絡する。今はいいタイミングではないかもしれない」と告げられ、撮影開始までの時間もあまりなかったため、代わりに億万長者の実業家マーク・キューバン氏(トランプ氏の敵としても知られる)を同役にキャスティングすることになったのだそう。

 「(キューバン氏の出演を発表するや)すぐにトランプの弁護士から連絡があって、『よくも! ドナルドはやりたがっていたのに。訴えてやるからな! 放送できないようにしてやる!』と言われた」とラット。The Hollywood Reporter はこの件についてコーエン氏に問い合わせたところ、主演のアイアンと出演について話し合ったのは事実だが、ラットが言うように怒った記憶はないとの回答があったと伝えている。

 シリーズは第5弾まで制作されており、新作「シャークネード 5:グローバル・スウォーミング(原題) / Sharknado 5: Global Swarming」は6日に米ケーブル局Syfyで放送予定。(編集部・市川遥)