米ニューヨーク・ブルックリンの連邦地裁に到着したマーティン・シュクレリ被告(左、2017年6月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米ニューヨーク(New York)・ブルックリン(Brooklyn)の連邦地裁の陪審は4日、「米国で最も憎まれる男」の異名を持つ元ヘッジファンド・製薬会社経営者、マーティン・シュクレリ(Martin Shkreli)被告(34)に対し、証券詐欺の罪で有罪評決を下した。

 シュクレリ被告は2015年、HIV感染者の治療に使われる医薬品「ダラプリム(Daraprim)」の価格を一晩で1錠13.50ドルから同750ドルへと引き上げたことで知られる。

 シュクレリ被告は自身のヘッジファンドで損失を被った投資家に弁済するため、経営していた製薬会社レトロフィン(Retrophin)から計1100万ドル(約12億円)分の株式を横領したとして、計8件の罪に問われていた。陪審は5日間にわたる評議の後、証券詐欺罪2件と証券詐欺共謀罪1件の計3件で有罪の評決を下した。

 保釈されているシュクレリ被告は評決を受け、最も重い罪状で無罪となり「嬉しい」と表明。自身の弁護士を「地球最高の弁護士」と呼び、謝意を示した。

 シュクレリ被告は、最高で禁錮20年の刑を受ける可能性があった。同被告の弁護士は5日、記者陣に対し、禁錮刑は避けられるかもしれないとの見解を示している。
【翻訳編集】AFPBB News