北朝鮮国内の非公表の場所で発射された北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」。朝鮮中央通信(KCNA)配信(2017年7月28日撮影、同月29日配信)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米国は4日、北朝鮮に対する制裁を強化する国連安全保障理事会(UN Security Council)の決議案を配布した。安保理外交筋が明らかにした。

 決議案は、北朝鮮による石炭、鉄、鉄鉱石、鉛、海産物の輸出を禁止し、同国の年間輸出額を10億ドル(約1100億円)減らす内容。この額は同国の外貨獲得額のおよそ3分の1に相当する。安保理での採決は5日に行われる見通し。

 北朝鮮が先月4日、初の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験を実施して以来、米国は北朝鮮の主要貿易相手国である中国と、新たな制裁措置について交渉を続けてきた。

 同28日には北朝鮮が2度目のICBM発射実験を実施したことから、同国政府による米国本土攻撃が可能なミサイルの開発計画に関する懸念が高まっていた。

 決議案にはまた、北朝鮮による労働者海外派遣や、新規合弁事業の設立、現存合弁事業への新規投資の禁止も含まれる。

 外交筋によると、中国とロシアも決議案を支持する姿勢を示している。同決議案が採択されれば、北朝鮮が2006年に初めて核実験を実施して以来、国連が科した7回目の対北制裁となる。
【翻訳編集】AFPBB News