オランダ・アイントホーフェンから少し離れたところに、ホームレスのためのコミュニティが誕生しました。小さいけれど、太陽の光をあたたかく感じられるカラフルな村。

「色にこだわることで、それぞれの家にアイデンティティを与えたい」

建築デザインスタジオ『Studio Elmo Vemijs』は、住宅設計と周囲の環境づくりを考え、人生で一度「家」を失った人たちのために“憩いの場”を作り出しました。

家と人を結びつける

カラフルな外装の家は、見ているこちらまでも元気な気持ちにさせてくれます。ただのプレハブ小屋ではなく、あえて色にこだわることで、家と人との関係を深く結びつけているのでしょう。

デザイナーたちが、355平方フィートの土地の中で、もっとも大切にしたのは「空間づくり」。問題を抱える人々が争いを起こさないようにと、見た目だけではなく、村そのもののデザインを工夫しているのです。

村の中にある赤い家には、ホームレスの人々の監督役が住んでいます。監視だけではなく、村人たちをサポートすることで、秩序を保っているそうです。

それぞれの家には、ソーラーパネルが設置されています。太陽の光をたくさん取り入れるように、「斜面」を意識した屋根。

窓枠を大きくしたのは、自然光が部屋の中まで届くようにするため。室内は、バスルーム、トイレ、キッチン付き。

一時的な避難所として作られたのですが、「家庭的なやさしさ」で溢れています。

ホームレスの心を救う“思いやりのある”村は、これからも多くの住人を家族のように迎え入れるのでしょうね。

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