西尾維新の作家行15周年を記念した初の展覧会「西尾維新大辞展」

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 次々とヒット作を生み出す作家、西尾維新の作家業 15周年を記念した初の展示会「西尾維新大辞展」が、7月の東京・松屋銀座での開催に続き、8月9日(水)から21日(月)まで大丸心斎橋店(大阪市中央区)で開催される。

「戯言シリーズ」のいーちゃんと、玖渚友

1日3万字という驚異的な速筆と多作で知られる同作家のデビュー作「クビキリサイクル」にはじまる「戯言シリーズ」、初のアニメ化作品「<物語>シリーズ」、テレビドラマ化された「掟上今日子の備忘録」の「忘却探偵シリーズ」を中心に、合計100冊を超える作品に関連する、イラストや資料などが展示される。

会場は「西尾維新大辞展」のタイトルどおり1冊の辞典をイメージした空間となっており、あ〜わまでの索引に分けられ、作品の魅力や制作秘話が紹介されている。ただ見るだけではなく体験型の展示も充実しており、<物語>シリーズの名場面を五感で味わう体験型シアター「MONOGATARI DROPS」や、驚異の執筆スピードをキーボードで体感する「ゴーストタイピング」など、ファンにはたまらない内容となっている。

また、同展のために書き下ろされた特別作品や、描き下ろしイラストなど、展示会でしか見ることのできない楽しみも満載。音声ガイド(700円)は、西尾維新自身によるオリジナル脚本を使用し、声優陣のナレーションで紹介するという豪華な仕様だ。「戯言シリーズ」いーちゃん役の梶裕貴・玖渚友役の悠木碧、「<物語>シリーズ」阿良々木暦役の神谷浩史・忍野忍役の坂本真綾、「忘却探偵×最強シリーズ」掟上今日子役の堀江由衣・哀川潤役の甲斐田裕子の3種類から選ぶ事ができる。

他にも描き下ろしイラストなどを使用した、展覧会オリジナルグッズ約100点を販売予定。西尾維新ワールド満載の展示で、物語の世界に浸ってみてはいかが?【関西ウォーカー編集部/sige.】