「累-かさね-」原作画
 - (C)2018映画「累」製作委員会(C)松浦だるま/講談社

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 松浦だるまの人気コミックを実写映画化する『累-かさね-』(2018年公開)で、“朝ドラ女優”土屋太鳳&芳根京子がダブル主演、初共演することが決定した。天才的な演技力に恵まれながらも醜い容貌に苦しむ淵累(ふち・かさね)と、美貌に恵まれながらも売れない丹沢ニナ。対照的な2人の女優がキスをすると顔が入れ替わる不思議な口紅を接点に運命を大きく変えていく物語で、土屋はニナと、ニナの顔をした累を、芳根は累と、累の顔をしたニナをそれぞれ演じわける。

 原作は「イブニング」(講談社)で連載中、11巻まで発売されたコミックの累計発行部数は180万部を突破。伝説の女優だった母からキスした相手と顔が入れ替わる不思議な口紅を受け継いだ累と、女優として成功することに異常なまでの執念を募らせるニナ。物語は、2人が互いの足りない部分を埋めるために口紅の力を借りて入れ替わり、累の演技力とニナの美貌を兼ね備えた「女優・丹沢ニナ」が誕生するところから始まる。テレビドラマ「ストロベリーナイト」シリーズで組んだ黒岩勉と佐藤祐市がそれぞれ脚本、監督を務める。

 土屋は「まれ」(2015)、芳根は「べっぴんさん」(2016)で、それぞれNHK連続テレビ小説の朝ドラヒロインとして人気を博した二人が、一人二役(累&ニナ)=二人一役の難役に挑む。土屋は、恐ろしくも魅惑的な世界観について「演技というものは、実は普段の生活の中で、どんな人も繰り返していると思うのです。理想と現実を埋める方法だったり、思いを伝える手段だったり。でもそれが本当の自分を隠すためのものならば、しあわせに決して辿り着けない闇の魔法のようでもあります。『累-かさね-』が描くのは、その闇に手を伸ばす禁断の世界」とコメント。

 一方、累役で強烈な特殊メイクを施す芳根は「『累-かさね-』の世界観に入るのが楽しみでもあり、撮影期間、自分はどうなってしまうのだろうと恐怖感もあります。二役を演じるのは初めての経験なので、想像するだけでも大変なものだと思いますが、土屋さんとご一緒にお芝居出来る喜びを噛み締めながら、累とニナを丁寧に創り上げていきたい」と意気込みを語り、「『頑張ろうね』と優しく手を握ってくださって嬉しかったです」と土屋の印象を表している。

 撮影は8月4日から9月中旬にかけて関東近郊で行われる予定。(編集部・石井百合子)

映画『累-かさね-』は2018年全国東宝系にて公開