5人きょうだいを養子に迎えた夫婦(画像は『Inside Edition 2017年8月1日付「Couple Adopts 5 Biological Siblings After Being Foster Parents for 10 Years」(Julie Rom)』のスクリーンショット)

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様々な事情で実の両親のもとを離れ施設で暮らす子供たちが存在する。里親が決まっても、きょうだいが同じファミリーのもとで生活できるとは限らない。しかしこのほど、米オハイオ州在住の心温かい夫婦が「5人一緒にいることが何よりも大切」と養育してきたきょうだいたち全員と養子縁組し、子供たちは晴れて家族の一員となった。『Inside Edition』や『ABC News』『WCPO Cincinnati』など複数のメディアが伝えている。

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オハイオ州シンシナティに住むジュリー・ロムさん(33歳)とウィルさん夫妻は、子供を授かることがなかった。しかし不妊治療をせず、2008年から里親となって多くの子供たちの面倒を見てきた。

「私たちは子供をもうけることはできませんでしたが、アメリカだけで20万人以上の子供たちが家族を必要としていることを考えて、里親になろうと決心したのです」とジュリーさんは明かす。

この10年間、7つの家族から子供たちを迎えてきたロムさん夫妻は、2014年2月に8つ目の家族となるウィリアム君(12歳)とトゥルース君(9歳)の里親となった。その後、2015年12月に2人のきょうだいであるマリアンナちゃん(6歳)、2016年7月にキオラちゃん(3歳)とKJ君(2歳)を引き取った。

そして今年7月27日、同州ハミルトン郡にある検認裁判所で正式に養子縁組が成立した。この特別な日を祝うために裁判所にはロムさん夫妻の家族や友人らが集まり、その記念すべき瞬間にはウィリアム君の学校の前担任であったアン・ボイルさんも駆け付けた。アンさんはロムさん夫妻についてこのように述べている。

「夫妻は心がとても温かい人たちです。ジュリーさんは子供たちを教会へ連れて行ったり、様々なスポーツに参加させたりしています。子供たちには笑顔が溢れ、彼らの目にはもう悲しみはありません。養子縁組をしたことは正しかったといえるでしょう。」

ジュリーさんは「ケースマネージャーや弁護士らが月に何度も自宅を訪れたりして、養子縁組の手続きには本当に時間がかかりました。それでも子供たちと一緒に暮らしてきた3年半の間、すでに家族になっていました。正式に養子縁組がされたことで、気持ちに変化は特にありません。何より優先すべきことは、きょうだい5人がずっと一緒に暮らせることだったので、今はそれが叶って一安心です。子供たちもとても喜んでいます」と話している。また、ウィルさんも「私たち夫婦は彼らを心から愛しています」と喜びを露わにした。

家族は養子縁組を祝う盛大なパーティーを行ったそうだ。ラルフ・ウィンクラー判事は「5人のきょうだいが一緒に、安全で愛に溢れた家族の養子になったことはとても喜ばしいことです。ロムさん夫妻がきっかけとなって、今後も多くの子供たちが素晴らしい人々のもとへ家族として迎えられることを切に願っています」と語った。

ロムさん夫妻は新しく増えた家族のために大きな家と大型車を購入しており、一旦家族として落ち着いたら再び他の子供たちの里親になることも考えているという。

画像は『Inside Edition 2017年8月1日付「Couple Adopts 5 Biological Siblings After Being Foster Parents for 10 Years」(Julie Rom)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)