海へ遊びに行くと、和気あいあいと遊ぶ家族連れを多く見かけます。

※写真はイメージ

しかし、日本では当然の光景であっても、国や宗派によってそういった光景は当たり前のものではないようです。

熱い太陽の下に立つお母さん

海で撮影された1枚の写真が、大変な話題となっています。

それが、こちら。

出典:bengalsfan1277

笑顔で海に浸かるお父さんと子ども。

それを離れて見つめる、ブルカ姿のお母さんがいます。

ブルカとは、イスラム圏の女性がする服装。

宗教上の理由により、女性は人前で髪や素肌をさらしてはいけないと考えられており、それらを隠すために全身を布で覆っていると考えられます。そのため、お母さんはたとえ炎天下であっても、水着に着替えて海に入ることができないようなのです。

子どもと一緒に、海で遊ぶことができないお母さんの姿は、大きな反響を呼びました。

コントラストが非常に悲しい。数年前、タイへ旅行に行った。これは非常に一般的な光景だった。サウジから、タイに遊びに来ていた集団がいた。妻がブルカを着て物を運んでいる間、夫は仲よく波の中を走り回っていた。私は数年前にテキサス州のサウスパドレ島に行き、同じものを見た。7月の気温が40度もある中、母親は熱いグリルで料理をしていた。人々は『宗教的選択』であるとして、この男女の差を擁護している。強制されているなら、『選択』などではない。私はこの写真が、世界にある『ジェンダーの不平等さ』を完全に表していると感じる。

自国で「当たり前だ」と考えられている価値観を、別の文化を持つ人々に押し付けるのは間違っています。このブルカ姿のお母さんも、苦痛だとは思っていないという可能性もあるでしょう。

しかし、もし、『女性がブルカで体を覆う文化』の根付いている国で、「もうこんな文化イヤだ!」「抜け出したい!」と感じている人がいたら…彼女たちの現状を変えるための議論が必要なのではないでしょうか。

[文・構成/grape編集部]