米軍のB-1B爆撃機(米空軍提供)

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北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は3日、米国が戦略爆撃機などを朝鮮半島に展開していることについて、「軍事的冒険に執着している」と非難した。朝鮮中央通信の質問に答えた。

米国は、北朝鮮が先月28日に大陸間弾道ミサイル「火星14」型を発射したのを受けて、B-1B戦略爆撃機2機を朝鮮半島上空に展開。また韓国政府とともに、高高度ミサイル迎撃システム「THAAD」の発射台4基を、在韓米軍に追加配備することを決めた。

これに対し報道官は「われわれが『火星14』型の第2次試射を断行したのは、(中略)われわれに対するいわゆる軍事的圧迫と極端な制裁威嚇をけん伝している米国に厳重な警告を送るため」であると指摘。

そのうえで「米国がわれわれの度重なる警告にもかかわらず、この地に悪臭漂う面を突っ込んで核の棍棒を引き続き振り回しながら間抜けなことをするなら、われわれが今まで見せた戦略核戦力の味をたっぷり味わうことになるであろう」と威嚇した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省代弁人 米国が間抜けなことをするなら戦略核戦力の味をたっぷり見せてやる

【平壌8月3日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のスポークスマンは米国が核戦略資産を大々的に投入してわれわれに対する軍事的威嚇の度合いを強めていることに関連して3日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

最近、米国はわれわれの成功裏の大陸間弾道ロケット「火星14」型第2次試射に対する軍事的対応をうんぬんし、先端戦略資産を朝鮮半島に大々的に投入して軍事的冒険に執着しようとしている。

米国は、南朝鮮のかいらいと共にわれわれを狙ったミサイル発射訓練を行ったのに続いて、核戦略爆撃機B1B2機を朝鮮半島上空に10時間投入して爆撃訓練を行い、われわれの弾道ロケットを想定したミサイル迎撃試験を行うかとすれば、「THAAD」発射台の追加配備を大急ぎで決定した。

また、米統合参謀本部議長と米太平洋軍司令官が南朝鮮のかいらいといわゆる「軍事的対応方案」を協議したのに続いて、朝鮮半島の周辺に先端戦略資産を集中配備すると公然と言い触らしてわれわれに対する軍事攻撃企図を露骨に現している。

われわれが「火星14」型の第2次試射を断行したのは、分別を失ってばかばかしいほらを吹き、われわれに対するいわゆる軍事的圧迫と極端な制裁威嚇をけん伝している米国に厳重な警告を送るためである。

米国が相変わらず軍事的に空威張りをするのを見れば、いまだに自分の相手が米国という侵略国家をこっぱみじんに作れる強力な核強国であることを悟っていないようだ。

米国のいかなる軍事的威嚇や恐喝はわれわれを絶対に驚かすことができず、むしろ、わが軍隊と人民の敵撃滅の意志だけを固くしている。

米国がわれわれの度重なる警告にもかかわらず、この地に悪臭漂う面を突っ込んで核の棍棒を引き続き振り回しながら間抜けなことをするなら、われわれが今まで見せた戦略核戦力の味をたっぷり味わうことになるであろう。---