ドル110円前半に上昇、国内輸入企業の買いが支えに

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[東京 4日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の110.15/17円だった。朝方は109円後半で上値の重さが意識されたが、国内輸入企業のドル買い/円売りが入り、110円台を回復した。

朝方109.90円台で推移していたドルは、午前9時頃に109.85円まで下押しした。前日海外時間の米ISM非製造業総合指数の予想下振れや、「ロシアゲート」疑惑関連の報道などがドルの重しとなったもよう。

東京時間に久々の109円台をみたこともあり、仲値にかけて国内輸入企業のドル買い/円売りが盛り上がった。「午前9時台は買い注文ばかりだった」(国内金融機関)との声も出ていた。

ドルは正午にかけて110.18円まで押し上げられたが、上昇の勢いはそれほど強くない。海外時間に米雇用統計の発表を控えているほか、トランプ米大統領の政権運営に対する先行き不透明感もあり「積極的にドルは買えない」(外為アナリスト)という。

昨年の米大統領選へのロシアの干渉疑惑を捜査しているモラー特別検察官がワシントンで大陪審を選定したことが伝わっている。