米アニメ配給会社Funimationを買収 写真:AP/アフロ

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 米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが、米アニメ配給会社Funimationを買収すると、米ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。

 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントはこのほど、傘下のソニー・ピクチャーズ・テレビジョン・ネットワークが1億5000万ドル規模で、Funimationの株式の過半数を取得すると発表。Funimation創業者で社長兼最高経営責任者の福永元氏は少数株を維持し、現職に留まるという。

 米テキサス州を拠点にするFunimationは、日本のアニメ作品の英語吹き替え版や英語字幕版をアメリカで配給。「ドラゴンボール」や「ONE PIECE ワンピース」などのテレビアニメを米国のテレビ局やストリーミングサービスに提供するほか、大ヒット映画「君の名は。」や「シン・ゴジラ」の劇場配給を手がけたことで知られる。独自のストリーミング配信サービスFunimationNowも運営する。

 今回の買収で、世界23の国と地域で展開する日本のアニメ専門チャンネル「アニマックス」を有するソニー・ピクチャーズ・テレビジョン・ネットワークは、アニメコンテンツを強化できる。一方、Funimationは、NetflixやAmazonといったストリーミング大手がアニメコンテンツ獲得に力を入れるなかで、ソニーと組むことで生き残りを図ったといえる。Funimationは昨年、競合のアニメ配給会社CrunchyRollとの提携を発表していた。