世界ランク1位のジョンソン(右)に負けじと、3位の松山もまずまずのスタートを切った(ロイター=USA-TODAY-Sports)

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【オハイオ州アクロン3日(日本時間4日)発】男子ゴルフの世界選手権シリーズ(WGC)「ブリヂストン招待」初日(ファイアストーンCC=パー70)、松山英樹(25=LEXUS)は一時4アンダーまで伸ばしたものの、後半に失速、69のラウンドで1アンダーの15位発進となった。首位はトマス・ピエテルス(25=ベルギー)で5アンダー。

 序盤はまさに猛チャージだった。10番パー4で7メートルを沈めてバーディー発進。11番パー4をボギーとして迎えた13番パー4でグリーン奥のラフからチップインバーディーを決めると一気にエンジンがかかる。

 14番パー4は3メートル。15番パー3は6メートルとバーディーチャンスを立て続けにものにした。さらに名物ホールの16番パー5では350ヤードを超える豪快なティーショットから3打目を2・5メートルにつけて4連続バーディー。打ち下ろしとはいえ、667ヤードと距離があり、グリーン手前には池が広がる通称“モンスター”を攻略した。

 大会前は「腕がさびている」と自虐コメントも出たが、試合が始まれば、やはり世界3位。4アンダーとスコアを伸ばし、首位戦線に名乗りを上げた。

 しかし、18番パー4から流れが変わる。ティーショットを左の林に入れると、2打目は木に当て、林から出ただけ。3打目でグリーンに乗せたものの、10メートルから2パットのボギーで前半を終えた。

 折り返しての1番パー4もボギーとするなど、後半はボギーが4つ。ティーショットでフェアウエーをとらえられず、最終9番パー4では3パットと、スコアメークに苦しんだ。

 7バーディー、6ボギーと出入りの激しい内容に松山は「微妙なラウンド」と自己評価。いつものピン型ではなく、マレット型のパターで臨み「前半はパッティングが良かったが、後半は良くない感じで終わってしまった」と手応えをつかみ切るには至らなかった。

 今大会はメジャーに次ぐ位置づけのWGCで、来週の「全米プロ」に向けた前哨戦。初日から同組の世界ランク1位ダスティン・ジョンソン(33=米国)、さらにはジョーダン・スピース(24=同)、ローリー・マキロイ(28=英国)らビッグネームが上位をにぎわせており、松山もその中にしっかり名を連ねている。