6日からフィリピン・マニラで開かれるASEAN地域フォーラム(ARF)に出席する韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は、現地で米国、中国、日本など15カ国の外相との会談を予定している。

一方で、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相との会談は実現しないと見られている。

韓国日報によると、韓国政府関係者は、フォーラムの場が北朝鮮に対する非難の合唱になることを考えると、康氏と北朝鮮の李外相との会談は、難しいだろうとしつつも、両国外相が挨拶する機会は作れるだろうと、期待をにじませた。

また、ロイター通信によると、米国のティラーソン国務長官は中国外相との対話の機会は設けるが、李外相と会う予定はないとしている。

韓国政府関係者はまた、北朝鮮の核問題の平和的解決の必要性を議長声明に反映させるため、ARFの参加国の説得を続けており、ASEAN諸国からの同意の取り付けにはさほど問題がないとしている。米国とは事前協議を進めているという。

ティラーソン国務長官は1日、北朝鮮の政権交代を望んでおらず、米国は北朝鮮の敵ではなく対話を望んでいるということを北朝鮮が理解することを望むとの立場を表明している。一方で、トランプ大統領は最近、武力攻撃も辞さないと発言したと伝えられている。

文在寅政権は、北朝鮮に対して対話と圧力の両面でアプローチする方針を示し、軍事会談、赤十字会談など相次いで対話を呼びかけたが、北朝鮮は拒否し続けている。

 (関連記事:北朝鮮、南北赤十字会談に応じず