ワーナー 1543円 

写真拡大

 旧ソ連を代表するショスタコービッチが、1936年に完成させた4番目の交響曲。

 作曲家の最高傑作と絶賛されるにもかかわらず、演奏機会は少ない。

 同年初頭、作曲家の歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」が、ソビエト共産党機関紙「プラウダ」で批判され、前衛的要素を持つ本作が再び批判されるのを恐れたためか、作曲家は初演を撤回した。直後に手書きの総譜が紛失し、残ったパート譜をもとに復元、61年にコンドラシンの指揮で初演された。

 3楽章からなり、ブラスの華麗な響きの推進力を持つ開始部が印象的な第1楽章をはじめ、名作オペラ「カルメン」のパロディーなど聴き応え十分の作品。ラトル指揮、バーミンガム市響によるスケール感と緻密さが同居した演奏で(製品番号‥WPCS−51112)。 (モーストリー・クラシック 編集部 平末広)

 ワーナー 1543円