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 9月限りでのジャニーズ事務所退社が決まった元SMAPの香取慎吾(40)の気になる今後の展開が明らかになってきた。ジャニーズ離脱で仕事を干されることが危惧されていたが、レギュラー番組の『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)の続投が決まったようだ。8月3日発売の『週刊新潮』(新潮社)が報じている。

 残るもう一つのレギュラー番組『SmaSTATION!!』は、放送するテレビ朝日が、スポーツ紙の取材に9月での打ち切りを認めている。打ち切りに至ったのは、香取の今後の活動が不透明で、制約のある生放送には耐えられないと局側が判断したとみられる。

「香取は退社を機に芸能界引退がささやかれていた。『スマステ』は終了するものの、『おじゃMAP』を続投することで、業界に当面は踏みとどまる意思をみせた形です」(芸能誌記者)

 同じく退社組の草なぎ剛(43)、稲垣吾郎(43)もレギュラー番組各1本の継続が内定している。脱退者をこれみよがしに業界から干してきた、ジャニーズのかつての強権ぶりを思い返すと何ともぬるい対応だ。それどころか、ジャニーズ側が退社組の番組継続を後押しした可能性も伝えられる。

■ジャニーズ側が“圧力”疑惑避ける狙いも?

『新潮』は『おじゃMAP!!』継続の背景として、圧力をかけて打ち切りにしたと思われたくないジャニーズ側が、フジテレビに根回ししたと指摘している。

「『スマステ』の打ち切りが6月に一部スポーツ紙で報じられた際は、ジャニーズやテレ朝にファンから苦情が入ったようです。ブラック企業が社会問題化する中、いくらジャニーズでも露骨に圧力をうかがわせることができなくなりました」(芸能誌記者)

 だが、ジャニーズを離れたことで不遇をかこつ元アイドルたちの近況をみると、この方針転換を額面通りには受け止めにくい。ほとぼりが冷めたところで、本性を明らかにする可能性もありうる。事務所を去る者たちに向けられたコワモテ事務所のほほえみの真意は、今なお不透明だ。

文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。