By tsaiproject

ひまわりは太陽光線の強い方向に向かって茎が屈折する「向日性」を持っています。この性質により太陽の動きに合わせてつぼみや花を向ける方向を変えることができるのですが、具体的に太陽の動きを追いかける仕組みについて、Science Magazineがムービーで解説しています。

Why sunflowers follow the sun - YouTube

若いひまわりは日中に東から西に移動する太陽を追いかける性質を持っています。





夜になるとひまわりはまた東を向いて日の出を待ちます。



大きくなったひまわりは太陽の動きを追いかけることはなくなり、東向きに固定されます。



若いひまわりが太陽の動きを追いかけることができる仕組みは、「不均一な成長」によるもの。



日中に日が出ている間は、ひまわりの茎が片側だけ成長しています。片方の茎だけが成長することで太陽の動きに合わせてつぼみの向きを変えることが可能。



夜になると逆側の茎が成長し始めるので、つぼみが東に向くというわけです。



このような不均一な成長は、光と地球の概日リズムに反応する遺伝子によって引き起こされます。



ひまわりが持つ太陽に基づいた行動は、ひまわりにとって有益な結果をもたらします。



大人になって向きが東向きに固定されることにも意味があります。



ひまわりの花は東向きに固定されることにより、温度が高くなります。その結果、花粉の媒介となる昆虫を引き付ける効果を持つことになるのです。