「事実とは違いますから。報道があって、驚いて私から電話したら本人は笑っていました。『ありえないでしょ』 って。やるわけないじゃないですか。『ひどい。逆に(店員を)訴える』と怒っていましたよ。『警察が来たけど、 店の中で解決した。警察も納得して帰った』と説明していました」

 そう語るのは、女優石原真理子(53)の母親(83)。都内に一人住まいの母親は、娘の潔白を訴えた。墨田区内の店舗で万引きした疑いで、本所署に任意聴取されていたと報じられた石原。レジを通さないで弁当とペットボトルのお茶を持ち帰ろうとしたとみられ、店員が110番通報したという。
 母親はさらに力説した。

「お弁当とお茶を持って、何買おうかなあって考えていたんですって。あの人はスローだから、ボーッとして考えているうちに(店の外に)出ちゃったんだって。もちろんすぐにお金を払っていますよ。あの子は万引きなんてできる子じゃないし、誤解ですよ」

 だが警察関係者は、取調べの内容が母親の話とは真逆だったと話す。

「本人は万引きしたことを素直に認めているようです。調べに対し『お金がないのでやった』と供述しています。住所がはっきりしていたので、身柄を拘束することはありません。いずれ書類送検することになるでしょう」

 高齢の母親を気遣ってか、母親には嘘を付いていたことになる。

 石原といえば1983年スタートのテレビドラマ『ふぞろいの林檎たち』シリーズで一世を風靡。また数々の言動から“プッツン女優”の異名を持っていた。2003年に米国で16歳下の米国人男性と結婚し、その後離婚。2009年には元恋人の玉置浩二と復縁したが、破局した。

 母親と同じアパートの住人は言う。

「真理子さんはここには住んでいませんが、週に3、4回来ています。しかも、夜中の1時や2時ごろに。帽子を目深に被りマスクをしているような格好です。ほかの人に見られたくないんでしょう。昨年の夏ごろには母子で大喧嘩。真理子さんがお母さんに向かって『殺してやるー! お前なんか親でもなければ……。嘘ばっかりつきやがって』って。すごかったです」

 母親は「今彼氏はいないようだけど、健康ですよ。いいニュースがあれば提供しますね」と言うが、本当にいいニュースが欲しいのは、きっと母親だ。

(週刊FLASH 2017年8月15日号)