中国四川省成都市のある住宅地に「雅馨」という農業チームがあり、彼らが協力して作った野菜畑はよく知られるようになった。

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中国四川省成都市のある住宅地に「雅馨」という農業チームがあり、彼らが協力して作った野菜畑はよく知られるようになった。見学のために、北京や上海だけでなく、日本からも団体や個人観光客が訪れているという。成都商報が7月31日付で伝えた。

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▽23世帯の野菜作り、何をどう作るか統一的に計画する

雅馨農業チームは2014年から、庭の花壇で野菜を作り始めた。だが、長さ10メートル未満、幅1.5メートルという狭い花壇であり、できた野菜が全員のニーズを満たすことはできなかった。2015年、この庭は改装され、彼らはガレージの屋根、約50平方メートルのスペースに目を付けた。そして、農業チームは政府の支持で非営利プロジェクト「緑のわが家」から資金をもらい、その資金で、屋根のウォータープルーフや泥、レンガなどの工事を完成させ、野菜畑を正式に運営し始めた。

チーム隊長の話したところによると、畑で何をいつ、どう作るのか全ては統一的に計画される。限られた土地を最大限に活用することはとても大切だ。そのため、農業チームは詳細なルールを作り、メンバーはそれに確実に従わなければならないという。

▽台所ごみで堆肥作り、雨水は野菜へ

唐辛子、サツマイモ、カボチャなどよく見かける野菜から、ミントやカワミドリなどまで、30種類以上の野菜を一年中絶えることなく作るそうだ。畑の外側には雨水を集める缶が四つ置かれている。雨水をチューブで缶に導き、あふれた分はまた排水溝に導くという仕組みだ。缶ごとに水を1トン蓄えるので、特別な旱ばつにでもならない限り、畑のかんがいを心配する必要はない。

缶の両側には、二つの大きなバケツがある。台所のごみを中に堆積し、3カ月間発酵させると、とても優れた肥料になる。このリサイクルは環境にもやさしいのだと副隊長の呉永輝氏は述べた。

▽農業チームが有名になった!外国人までもが見学に

種まき、施肥、土のすき返し、虫よけ、収穫などの農作業はみんなの力で一緒に分担する。サラリーマンや子どものいる家庭は、週末に子連れで農作業をしながら、子どもに農業生活を体験させることもできる。

毎週水曜日は定例の「収穫の日」。どれだけ収穫しても必ず23等分する。どうしても足りないときは、登録して次回また埋め合わせる。畑の面積が限られているので、住宅地の全員がチームに参加することは不可能だ。そのため、四半期ごとに80歳以上の高齢者に野菜を一回贈り、収穫の喜びを共に分かち合おうと農業チームは決めた。この野菜畑のおかげで、かつて疎遠だった人間関係もだんだん密になっている。

雅馨農業チームの名は次第に広まり、北京や上海だけではなく、日本の団体や個人もが見学に訪れたという。(提供/環球網・編集/インナ)