先週末に行われた明治安田生命J1リーグ第19節において、驚きのスーパーゴールが生まれ話題となっている。サガン鳥栖がサンフレッチェ広島のホームに乗り込んでの一戦、0-0で迎えた75分に鳥栖のFW趙 東建(チョ・ドンゴン)が突如ゴールネットを揺する。

 

ピッチ中央で豊田陽平が体を張ってボールを落とすと、それを拾った趙が倒れこみながら右足を一閃。これがなんと広島GK中林洋次の頭を越え、直接ゴールとなったのだ。ボールが相手陣に入った直後であり、ゴールまでの距離はおよそ50メートル。しかも、低空でクロスバーに当たってゴールインという驚異的な超ロングシュートだった。

 

「ボールを受けてファーストタッチの後にキーパーの位置をパッと見て前に出ていたのでその時に決断して思い切って打ちました。うまくインパクトできたので打った瞬間いいなと思いました」と振り返った趙は31歳。これまで城南一和、水原三星といった韓国の強豪クラブでプレーし、今年鳥栖に加入した。

 

期待を込めて背番号9を与えられた韓国代表歴もあるFWは、ここまでJ1で14試合に出場し5ゴール。ただ、ここ2試合で連続ゴールを決めており、今回の広島戦では鳥栖を公式戦4試合ぶりの勝利に導いた。現在10位につけるチームの浮沈のカギを握るのはこの韓国人ストライカーかもしれない。

 

趙のスーパーゴールは「DAZN」選定による19節のベスト5ゴールにも選出されている。